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2024.02.12
スケート部

【スケート部】2023/2024 全日本選抜スピードスケート競技会渋川伊香保大会

北原、鈴木が優勝を果たす


日時:2024年2月10日〜11日

場所: 高崎健康福祉大学伊香保リンク


2023/2024 全日本選抜スピードスケート競技会渋川伊香保大会が、2日間にかけて行われた。


本学の選手は、男子500m、男子3000m以外の競技に出場。北原伊織が女子1000mで、鈴木花梨が女子マススタートで優勝。高橋美生が女子マススタートで準優勝を果たしたが、全員が満足いく結果を得ることはできなかった。


2月16日に行われる第22回エムウエーブスピードスケート競技会にも出場する本学。あまり時間は無いが、今回の結果を元に調整し、より良い結果を掴みに行く。


記録

女子3000m

福岡歩里 7位 4:38.11

高橋美生 9位 4:38.19

小山香月 失格(交差妨害のため)


女子500m

北原伊織 3位 39.93

駒ひなこ 24位 46.95


女子1000m

北原伊織 1位 1:22.00

金野日南 11位 1:24.31

鈴木花梨 13位 1:24.44

駒ひなこ 30位 1:36.65


女子1500m

高橋美生 5位 2:09.09

鈴木花梨 8位 2:09.81

福岡歩里 9位 2:11.41

小山香月 17位 2:12.49


女子マススタート

鈴木花梨 1位 61ポイント

高橋美生 2位 43ポイント


男子1000m

中捨朝陽 14位 1:15.04

駒野智哉 33位 1:18.06

湯澤大翔 34位 1:18.44


男子1500m

駒野智哉 9位 1:55.34

齊下功聖 14位 1:56.40

吉澤柊威 16位 1:56.52

蟻戸丈生 17位 1:56.68

白川弘 21位 1:57.80

湯澤大翔 29位 2:01.24


男子5000m

齊下功聖 11位 7:23.70

吉澤柊威 14位 7:27.74

白川弘 18位 7:34.85

蟻戸丈生 21位7:42.65


男子マススタート

吉澤柊威 6位 5ポイント


▲女子マススタートで優勝の鈴木(左)と準優勝の高橋(右)


選手コメント

金野日南(スポ科4)

「今回苦手意識のあるアウトコースでのスタートかつ一緒に滑る選手が短距離(を得意とする)選手だったので離されないように意識した。しかし、最近長距離の練習を多くしていたので(短距離の滑りとしての)動きが悪く、後から徐々に追いついていく展開になってしまったのであまり満足していない。来週の大会が引退レースとなるので、これまでに積み重ねてきたことや色々な思いを本番で出していきたい」

 

福岡歩里(スポ科3)

「今回は調子が悪い中でのレースだった。(先週の大会の)疲労が残っていて体の動きが悪かったが、3000mでの後半の粘りはいつも通り頑張れた。1500mはうまくスピードに乗れず悔しく思っている。今シーズンは体力面や体調面でうまくいかないことが多かったので、来年度は体力をしっかりつけつつ、技術の向上にも努めたい」

 

駒ひなこ(教育3)

「今回の500mと1000mは先週の大会のタイムを超えることが目標だったが、連戦にもかかわらず練習をしすぎてしまい、最初の1000mでかなり疲れてしまった。来週の大会までにもう少し休息を入れて体を休め、良い記録が出せるように準備したい」

 

駒野智哉(英語3)

「初日の1000mはメイン種目ではなかったので動きの確認に重きを置いたが、途中で躓いてしまったり、ラスト一周で粘れずに終わってしまった。これらをメイン種目である2日目の1500mで改善したかったが、初日ほどスピードが出なかった。ポイントランキング5位を目標にしていたが思ったよりタイムと順位がついてこなかった。1,2周目のラップタイムの落ち幅が1秒だったのは良かったがラスト1周で大きく(タイムを)落としてしまったので、設定した目標と比較するといい内容ではなかったように思う。来週の大会は得意な屋内リンクでの開催であり、今大会でも懸かっていた来年の距離別対抗戦への出場が狙えるようなタイムを出せるよう頑張りたい」

 

小山香月(スポ科2)

「来週のMM競技会に向けてのイメージを作ることが今回の目標だった。久しぶりのレースだったので、レースの感覚を取り戻し、ポイントポイントでの注意する点を考えるように意識した。最近入りの部分の調子が悪く、失格してしまった3000mは調子が悪い中での良い滑りができたと思う。来週の大会ではシーズンベストを狙い、今シーズンの良い形で終われるようにしたい」

 

中捨朝陽(現経2)

「今回は体のコンディションが良くなかったので、その中で何を意識して滑るか、周りのことを気にしないで自分の気持ちを整理して滑るよう心掛けた。タイムは思わしくなかったが、自分が意識していた滑りはできたと思うので、来週の大会に繋げられるようにしたい」

 

蟻戸丈生(社経2)

「1500mは来シーズンでの大きな大会への出場権利の獲得を目標にしていた。しかし、本番で力みすぎてしまい普段の滑りができず、目標には届かなかった。5000mは屋外リンクという環境の中で少しでも自己ベストに近づけることができるように滑ったが、こっちもあまり良くなかった。来週のレースはもっとリラックスして挑みたいし、そこに向けての調整をしっかり行って両種目の自己ベストを狙いたい」

 

白川弘(社経2)

「5000mはラップタイムのキープ、1500mは最初から早いラップタイムを出してそこからのキープを目標にしていたが、あまり上手くいかず、スケーティングの課題も見つかった大会だった。今シーズン全体的に屋外リンクでのタイムが良くなかったので、来年の同じ大会ではそこを改善してポイントランキングの上位を狙っていきたい」


吉澤柊威(経営2)

「個人種目の5000mでは、残り5周でラップを落としてしまい、目標としていたタイムには及ばなかった。マススタートでは、積極的にレースに参加することができたものの、まだまだレース展開における課題があるなと思った。今回の競技会の目標は5000mで7分10秒を切る、1500mで20位以内、マススタート優勝だった。昨年度よりも、総合的な結果は良くなかったが、一試合ごとに課題を見つけることができ、充実したシーズンとなった。来シーズンは、外リンクや条件の悪い場合でも勝てる強さを身につけ、距離別選手権の権利を獲得してみせる」


北原伊織(現経1)

「最近先輩や監督・コーチに教わったこと、練習でやってきたことをレースで実践するのを第一の目標にしていた。初日の1000mはそれがうまくタイムに繋げられなかったが、2日目の500mでは早い動きの中でも実践でき、それがタイムに繋がったように思う。ポイントランキングの1位は特に目指していなかったが、出る大会出る大会で常に上位に入ることを目標にしていたのが良かったのではないかと思う。来週の大会は今回と同じく500m種目と1000m種目に出場するが、どちらも自己ベストを狙い、かつ今までの反省から練習してきたことをしっかりと反映させた内容にしたい」

  

湯澤大翔(経営1)

「1000mは最初の200mの入りでタイムを出すために、カーブでの加速をメインに練習してきたがあまり上手くいかず、いつもよりも遅いタイムでの(200m)通過になってしまい、レース全体のタイムに響いてしまった。1500mはこのリンクでの2分切りを目指していたが、最後の1周でペースが落ちてしまい、今シーズンで一番悪い結果になってしまった。シーズンは悩んだり、タイムが伸びなかったりと色々あったシーズンだったが、来週の最終戦でシーズンベストを出せるようしっかり調整して挑みたい」

 

齊下功聖(社経1)

「今回は屋外リンクということもあり、1500mも5000mも正直いいタイムは狙えないだろうと思っていたので、自分が納得できる内容にしようと思った。レース中疲れてきてからの滑りを修正したかったが、うまく戻せなかったのが1番の反省点だと思う。来週と一か月後にある大会は屋内リンクなので、自分の目標のタイムを出せるようにしたい。直線もコーナーも課題がたくさんあるが、まだ時間はあるので焦らずに一つ一つ改善していきたい」


鈴木花梨(スポ科1)

「疲労も溜まっていたせいか、なかなか本領を発揮することができなかったが、次のレースに繋がるようなポイントを意識して行えたのでよかった。1000m、1500mでは来シーズンの距離別への権利取得でマスでは総合優勝が目標だった。中学から更新できなかったベストタイムを2種目更新することができ、得意とするマススタートでは4戦中3戦を優勝し、総合優勝という形で終われたので嬉しく思う。来シーズンの目標は自らのパーソナルベスト更新とそれに対しての努力を怠らないこと」


高橋美生(英語1)

「3000mでは、同走の福岡先輩と競り合いながら、最後まで粘ることができた。1500mでは、最初に出たスピードを中盤も維持することができた。マススタートでは、最後に思いきって加速し、目標としていた3着以内に入ることができた。1500m・3000mの目標は、次週の屋内競技会に向けて、最後までスケーティングを崩さないことだった。マススタートの目標は、3位以内に入って来シーズンの全日本距離別に出場する権利を得ることだった。1500m・3000mは、前半戦で思ったようなタイムを残すことができず、悔しい結果となってしまった。マススタートは、目標としていた全日本距離別の権利を獲得することができ、来シーズンにつながる大会になった。自己ベストの更新をすることと、インカレで表彰台に上がることがこれからの目標」


【東謙人・大川真】