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女子 粘って攻めて4部昇格
男子は無念の5部降格

▲ 「4」部昇格を喜ぶ女子チーム
【女子】
大東文化大学 ②-1 昭和学院短期大学
赤星・中島 4-⑤(F 4-7)
黒澤 ④-2
山根・門倉 ⑤-0(R)
【男子】
大東文化大学 0-③ 明治学院大学
古田・市川 3-⑤
三守・横山 3-⑤
浦川 2-④
伊藤・岡田 -
冨澤・金子 -
11月23日、関東学生ソフトテニス秋季リーグ入れ替え戦が行われた。
東京経済大学武蔵村山キャンパスで行われた本学女子の4部昇格を賭けた入れ替え戦は、昭和学院短期大学を相手に2-1で勝利。4部昇格を決めた。
また、本学男子の4部残留を賭けた入れ替え戦は駿河台大学で行われた。本学は明治学院大学を相手に0-3で敗れ、来春は5部でリーグ戦を戦うこととなった。
昨秋5部リーグ昇格を決め、今春では昇格直後かつ主力が欠けた状態ながらも残留する地力を見せた本学女子。
11月15日から16日にかけて行われた関東学生ソフトテニス秋季リーグでは本学ソフトテニス部女子は5部リーグ全勝で1位通過。4部昇格を賭けた入れ替え戦へと駒を進めた。
女子はダブルス、シングルス、ダブルスの順で行うが、対戦相手である昭和学院短期大学はダブルス1ペアが棄権。3試合目が不戦勝となる本学は、残り2試合のうち1勝することができれば、4部昇格となる状況であった。
秋季リーグでは山根穂香(スポ科2)・門倉来和(スポ科2)ペアを第1試合にオーダーしていた本学だが、入れ替え戦では上級生ペアである赤星恵美(経営4)・中島優穂(法政3)ペアをオーダー。ダブルスは9ゲームマッチ・5ゲーム先取で勝利となるが、赤星・中島ペアはダブル後衛の布陣で戦う昭和学院短期大学を相手に苦しいゲーム展開を強いられ、ゲームカウント2-4まで追い込まれる。
ゲーム展開、そして体力的にも苦しい中、続く第7ゲームでは赤星が意地を見せた。打力が比較的弱いと見た選手を攻める戦略、もう一方の選手の意表を突くボール運び、そして粘りのラリーで相手のミスを誘う。中島もコースを突いたレシーブと積極的なボレーで赤星をサポート。中島は丁寧なポジショニングとモーションでラリー中でも存在感を示し、相手ペアを揺さぶった。第8セットでは一時マッチポイントを握られるも、赤星がミドルコースに打つなど攻撃に変化をつけ逆転。ファイナルゲームへと持ち込んだ。
ファイナルゲームは前セットまでの疲れが響いたか、ミスによる失点が重なる。先制を許した相手の背中をとらえきれず、最後はネットインした相手のシュートボールを中島のバックボレーが拾うもサイドアウト。ファイナルゲームを4-7で落とし、ゲームカウント4-5の惜敗に終わった。

▲ ストロークを打ち込む赤星(写真手前)
▲試合中笑顔を見せることが多かった中島
第2試合のシングルスは今季リーグ戦初出場の黒澤朋花(経営1)が出場。1年生ながら、先輩たちからも「頼りになる存在」だと評される実力者である黒澤。勝敗を分ける大一番であったが、開幕2ゲームをそれぞれ4-6で落とす。攻めたサーブ・レシーブをスライスショットで返され、直後空いたスペースを打ち込まれる展開が多かった2ゲームを、黒澤は「自分でも足があまり動いていない状態だと分かった」と振り返る。
続く第3ゲームは苦しい展開が続く中、デュースに持ち込むとサービスエースでアドバンテージを取る。直後のポイントでは前に詰めてボレーショットを決め、5-3で1セットを取り返す。チェンジサイズ直後の第4ゲームでは振り切ったレシーブでツイストショットを連発。スマッシュも決め、ストレートでこのセットを取り、試合を振り出しに戻した。
第3,4ゲームで流れを一気に引き込んだ黒澤は、続く第5ゲームも攻撃の手を緩めずに連取。ゲームカウント3-2とリードして迎えた第6ゲームは、レシーブのミスこそあったものの強気に攻め続け、相手のアウトを誘う。迎えた黒澤のマッチポイントは、黒澤のショットに堪えた相手がサイドアウト。ゲームカウント4-2、黒澤の勝利で試合が締めくくられた。本学ベンチは歓喜に沸き、勝利をかみしめた。勝利の立役者である黒澤をベンチは笑顔で迎えた。
黒澤の勝利により、団体スコア2-1で本学が勝利。4部昇格を決めた。

▲バックショットを打つ黒澤

▲試合後、礼をする黒澤(左)と門倉(右)
今大会唯一4年生でのエントリー・出場となった赤星は、自身の引退試合となった今回の試合について「自分が勝って昇格を決めたかった」と悔しさをにじませた。一方で、リーグ戦全体に対しては「今回都合により同学年の鎌田美樹が出られなくなり、4年生が自分しかいない中で勝てたことが嬉しかった」と笑顔を見せた。
中島も「自分たちで勝ちたかったし、黒澤に頼りすぎてしまった部分もあり、申し訳なかった」としつつも、「昇格できたことは素直に嬉しい」と語った。
本学女子は昨秋にも6部から5部へ昇格しており、2年連続の昇格となるが、チームの目標はさらに上の3部昇格。中島をはじめとした下級生たちは、そろってこの目標を口にしており、チームとしての団結力が窺える。
新体制で迎える来春のリーグ戦。より高い舞台での戦いで芽吹くため、準備を進める。
一方で、本学ソフトテニス部男子は4部リーグで全敗を喫し、5部1位の明治学院大学との入れ替え戦へ進むこととなった。明治学院大学はここ数年同じリーグで戦っており、本学が5部リーグ優勝・4部昇格を決めた昨秋のリーグ戦では、明治学院大学は5部リーグ2位であった。
本学の4部残留を、明治学院大学の悲願の昇格をかけた入れ替え戦は、明治学院大学に主導権を握られた状態で試合が進む。上級生中心のオーダーで戦う明治学院大学に対し、下級生がメンバーの過半数を占めた本学は押し負け、3敗。第3試合終了時点で勝敗が決まったため、第4,5試合は未実施のまま、5部降格が決まった。
本学男子は戦う舞台を5部に戻す。今年度4部で戦い抜いた経験を活かし、再度昇格を誓う。

▲試合後、ベンチメンバーと応援陣に頭を下げる男子チーム(提供:ソフトテニス部)
【コメント】
内田明良監督
選手たちが頑張ってくれた。女子のリーグ戦の勝利自体は、ある程度行けるのではないかと考えていた。今回の入れ替え戦に関して、相手方は春に3部から降格してきたこともあり、ストロークがしっかりしていて楽に勝てる相手ではないと思っていた。(赤星・中島ペアが)健闘してくれたので、4部リーグに向けての課題が1つ見えたように思う。後衛で力のある4年生が抜けることもあり、ダブルスに関しては先が読めない。シングルスに関してはゲームを先取される緊張もあったが、練習の強度を上げて次につなげていきたい。
これからオフに入り、春からの立て直しとなるが、練習再開したときに体が動けるように今から準備していきたいと思う。3部昇格を狙うのは当然のことではあるが、1年生の入部状況次第では将来的に3部上位を狙えると考えている。来年また良い意味でこの地に戻ってこれるよう頑張りたい。
赤星恵美(経営4)
あまりカウントを考えず、自分のやることを考えて試合に臨んでいた。ダブル後衛相手だったので、片方にボールを集めた配球と、空いているスペースを狙うように心掛けた。ファイナル入る前は「頑張って繋げる」よう言われ、頑張って走った。(黒澤)朋花に関しては、安心して任せられると思っていたので、「行ってこい」と背中を押した。
今日の結果に関しては、まず一番に嬉しいという気持ちがある。しかし、最後(のリーグ戦)だったので、「自分が勝って昇格を決めたかった」とも思っている。
最後のリーグ戦だったが、いつも鎌田美樹という安心できる後衛がいる状態で勝ってきたので、(諸事情で)4年生が自分だけという状況でここまで勝てたのが嬉しい。
中島優穂(法政3)
ゲームカウント0-2から始まる受け身な展開であったが、『いつも通りやること』を心掛け、相手のコースを絞ること、自分のサイドをきっちり締めることを一本一本心掛けた。特にセカンドレシーブの時や、(自分たちが)逆クロス展開の時にストレートを狙われていると感じたので、その意識は強かったように思う。
自分は入れ替え戦で負けてしまったけれど、チームとして勝てて、昇格できて、シングルスで勝ってくれて嬉しく思う。しかし、自分たちが負けたこと、朋花も序盤追い込まれてのスタートだったので、頼りすぎてしまって申し訳なかったと思っている。
去年6部スタート、今年は5部、来年は4部で戦う。このままの勢いで3部昇格を決めたい。(新入生など)どうなるか分からないけれど、前向きに、リーグ1位を目指して頑張りたい。
黒澤朋花(経営1)
個人としても、チームとしても勝ててよかったと思う。1,2ゲーム目は自分の足が動いていないのが目に見えて分かっていたので、焦りと緊張もなかったけれど、「負けたらやばいな」と軽く考えていた。3ゲーム目でクロスにきつく打たれたボールをやっと返せた。そこから流れが変わったと思っている。1ゲームを取れた安心感、「3ゲーム目を取られた」相手の緊張も相まって、4ゲーム目をストレートで取ることができた。
自分にチャンスボールが返ってきたらノータッチエースを狙って鋭いコースに打つようにしていた。反対にあまり強く打てないときは、相手のボールに角度が付かないよう、相手の正面に返すことを心掛けた。
大学において、3部昇格を目標にしているので、今回の勝ちがその第一歩だと思っている。今回のリーグ戦では、1校棄権したことによって全勝賞をもらうことができなかった。4部リーグに上がっても、全勝賞を狙っていきたい。
山根穂香(スポ科2)
来年以降のリーグ戦で1本目のダブルスを取るという気持ちで戦って4部優勝を目指したい。今回の入れ替え戦は、いろいろな事情から試合をすることは無かったが、次は私たちが勝って昇格を決めたいと思う。
門倉来和(スポ科2)
試合の流れの中で負けてしまっている時、選手もベンチでの応援も受け身になってしまうことがある。選手も応援もしっかり声を出して、流れを持っていかれないように、自分たちで攻める気持ちをもって、4部優勝を目指したい。
【取材・記事:大川真、一部画像提供:ソフトテニス部】

