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2023.01.03
陸上競技部男子長距離

【陸上競技部男子長距離】第99回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路


タスキを繋ぎ切り16位!


第99回東京箱根間往復大学駅伝競走の復路が1月3日に箱根町・芦ノ湖駐車場入口から大手町・読売新聞社前までの109.6kmのコースで行われ、本学は総合11時間6分8秒の16位という結果に終わった。


本学は昨日の往路を1位の駒澤大学と12分49秒差の17位で終え、一斉スタートで本日の復路に臨んだ。

往路2区で総合20位に沈んだ本学は、上級生の活躍もあり順位を上げたが、想定外のレース展開を強いられた。真名子圭監督は「復路走る全員に、悔しい結果だったが、気にせず少しでも順位を上げて楽しんで走ってもらいたい」と振り返った。


山下りの6区を任された佐竹勇樹(スポ科3)は順位を上げる快走をみせ、16位で7区金田龍心(スポ科4)にタスキを繋ぐと、金田は順位を維持し、8区にタスキリレー。8区木山凌(経営4)は1つ順位を落とすも、着実にペースを刻む。9区の大谷章紘(国際関係2)は、粘りの走りで順位をキープし、繰り上げスタートを回避すると、主将の谷口辰熙(スポ科4)にタスキを託した。最終10区を走る谷口はタスキを受け取った直後、日本体育大学を追い抜き、意地をみせる。チームで繋いだタスキを後輩に繋ぐ力走で仲間の待つ大手町に戻り、晴れやかな笑顔で総合16位の11時間6分8秒でゴールした。なお、谷口選手は1時間10分3秒で10区を走り抜け、真名子圭監督の持つ10区の本学最速記録を16秒更新した。



監督・選手コメント

真名子圭監督

往路では10番以内にゴールしたかったが、ピーター選手が少し調子を崩してしまった。目標だった順位ではなかったが、現実を受け止め、1秒でも埋めていこうという話をした。6区と8区ではもう少し耐えて欲しかった。主将の走りは、東海大や帝京大と競っていたが、しっかりその中で勝ってこいという話を伴走しながらした。谷口が生まれたとき自分自身がアンカーをしていたため、感慨深いものがあった。来年の100回大会はシードを獲得する為にも、この一年目があったからシードを獲得することができたといえるようなチームにしたい。

1区 久保田徹(国際関係3)

1区は重要な区間なため、いい流れを作るように心がけた。全体的にピーター選手に頼りすぎてしまった部分があったため、この経験を次の箱根に活かしたい。4年生が強いという理由で大東に入ったため、頼りになる先輩でした。ありがとうと言いたい。


2区 ピーター・ワンジル(国際文化2)

初めの10kmがハイペースだったため、最後10kmが辛かった。これからは登りの練習や長いジョグ、たくさんのハーフマラソンの大会で経験を積んでいきたい。


3区 入濵輝大(社経1)

はじめて箱根駅伝という憧れの舞台を走れて楽しかったというのが第一の感想です。来シーズンの抱負としては、箱根駅伝上位の大学は自己ベストが5000mと10000mどちらも速いのでそれに負けないように自分もトラックシーズンや冬の間に鍛えて、箱根駅伝でリベンジしたいです。


4区 大野陽人(社経4)

チームの目標はシード圏内、自分の目標は1区や2区で区間5位以内で走りたいと思っていたが、4区だったので走る前は流れがわかってなので目標のタイムでしっかり走ることだけ考えた。あまり目標の結果にはならなかったが、4年振りに箱根路を味わえてここからがスタートだと思うので、後輩たちには頑張って欲しいと思う。


5区 菊地駿介(国際関係3)

自分の中で気楽に全日本の雪辱を果たそうと思っていた。全日本は全日本、箱根駅伝は箱根駅伝と考えて、気負わず今回臨んだ。小学生から夢見ていた舞台だったのでこれだけ多くの中で走れるのは人生で数少ないことで、楽しかったし、チームとしてはとても悔しかった。


6区 佐竹勇樹(スポ科3)

流れをより良くしていくところだと思うのでしっかりと頑張ろうと思っていた。最初5キロしっかり保って中盤の下りでペースを落とさず下り、ラスト3キロしっかり粘ることを考えていたが、ラストを思っていたより上げられなかった。また、中盤の平地の部分でも少しタイムがかかってしまった。力がある先輩たちと一緒に箱根駅伝を走る形になって嬉しかった。


7区 金田龍心(スポ科4)

今シーズンはケガがあり苦しいシーズンで諦めかけていたが7区を任されて嬉しかった。目標はシード圏内でタスキをもらい1キロ3分のペースで走りたかったが難しく、10キロ過ぎの坂道が一番苦しかった。箱根を最大の目標としていたため、今日が4年間の中で一番良いコンディションで臨めた。今年は悔しい結果になったが目指す価値のある大会だと思うから来年はシード権を獲得してもらいたい。


8区 木山凌(経営4)

最初の10キロ、12キロくらいまでは山梨学院、と日体大の集団ですごい声援の声も人が多く力になって走れた。1番苦しいところで粘ることができなくて、楽しいと言うよりか最後の大学のレース、最後の箱根でチームに迷惑をかけることになってしまった。2、3年生を中心にすごい強い選手、そして今年伸びてくれた選手が多いので、また予選会からにはなってしまうが箱根だけでなく全日本もしっかりとって来年こそ箱根で自分たちが取れなかったシード権をとって、再来年からは出雲も出てしっかり三大駅伝で上位で進められるチームになって欲しい。


9区 大谷章紘(国際関係2)

想像してたよりキツくて、でもキツくても離れちゃダメというプレッシャーと、前の先輩たちは楽しいとは言ってたがキツイだけだった。


10区 谷口辰熙 (スポ科4)

4年生としてキャプテンとしてゴールテープをしっかりきることを目標としてきた。まず最低限は監督の大東文化記録である70分19秒を切ること。自分は69分30秒のレースプランだった。1キロから最後まですごい楽しい走りができた。1か月前からしっかりと身体にキレを戻すのと距離踏みながらしっかりハーフのことも考えながら走った。最初で最後の箱根駅伝とても最後まで楽しむことができた。下級生には今年シード権を取れなかったが、来年シード権を取ってほしい。


↑10区で主将の意地をみせる走りをした谷口辰熙(スポ科4)

【新井美咲・岩﨑美侑・内川可南子・岡野光来・岡本空楽・黒沢開理・小山栞奈・東謙人・長橋旺延】