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陸上競技部の吉村選手と男子陸上競技部に奨励賞授与
2023年3月10日に板橋キャンパスで「パイロットナミキヒデユキ奨励賞授与式」が行われ、個人部門で陸上競技部女子長距離ブロックの吉村玲美選手(スポ科4)と団体部門で陸上競技部男子長距離ブロックがそれぞれ奨励賞を授与された。
この奨励賞は本学卒業生である並木秀之氏の発案により創設されたもので、記念すべき第1回の授与式となった。吉村選手及び男子長距離ブロックの正木優成主務(経営2年)が出席。支援機構常務理事の市川正司氏及び同機構理事の青沼丈二氏、山﨑俊次氏からそれぞれトロフィー及び支援金目録の贈呈を受けた。
今後は受賞対象者を公募し、一般社団法人パイロットナミキヒデユキ奨学支援機構により受賞者を選考して本学学生の頑張りを支援する制度として運用される。公募等の詳細については本学100周年記念事業推進室が窓口となり、4月以降に学生に周知する予定となっている。
▲受賞の感謝を述べる吉村玲美(スポ科4)
受賞者コメント
吉村玲美(スポ科4)
大学4年間のうちに2回日本代表になり、2019年はとても充実していてあっという間でした。2020年からコロナウイルスにより様々な試合がなくなり辛い期間もありましたが、できる範囲内で練習を積み、次の試合に向けて準備をしていました。少しずつコロナの自粛が緩和されてきており、今回いただく奨励金はアメリカでの合宿やトレーニング用品に充てていきたいと思います。
今後、練習環境は変わらずに会社から支援していただきながら大会に向けて頑張っていきたいと思います。目標としてはまず、今年行われるブダペスト世界陸上出場、日本記録更新と2024年のパリオリンピックで勝つことです。今回の賞に恥じないように結果にこだわったレースをしていきたいと思います。
正木優成(経営2)
昨年は駅伝出場に向けて部員一同厳しい練習に励んできました。その中でも新しい寮を整備いただいたり、多くの合宿を行えたりと支援金のおかげで質の高い練習をすることができました。結果として、ほとんどの選手が自己ベストを更新することができ、全日本大学駅伝、箱根駅伝への出場を決めることができました。しかし駅伝では他大学との力の差を感じる結果となり、出場するだけに留まってしまったので、来年度は更に強さを身につけ、シード権獲得を目標にしていきたいと思います。また、大学の代表としての自覚を持って競技に向き合っていきたいと思います。
【内川可南子・岩﨑美侑】