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来年にリベンジ誓う総合19位
日時:2024年1月3日
【復路結果一覧】(参考:速報記録)
復路結果 5時間36分54秒 18位
総合結果 11時間10分38秒 総合19位
6区(20.8km)小田恭平(法律4)
59:37 区間15位
7区(21.3km)宮倉騎士(国際関係2)
66:49 区間19位
8区(21.4km)西川千青(スポ科4)
66:43 区間18位
9区(23.1km)大谷章紘 (国際関係4)
72:03 区間18位
10区(23.0km)庄司瑞輝(現経2)
71:43 区間16位
1月3日に第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(以下:箱根駅伝)復路が行われた。箱根・芦ノ湖駐車場入口をスタート地点とし、大手町・読売新聞社前をゴールとする全長109.6kmを5人でつなぐ。
昨日行われた往路では19位と振るわない結果に終わった。インタビューで真名子監督は「気持ちを切り替えてやるしかない」と述べた。
本学の復路は一斉スタートから始まった。6区を任された小田恭平(法律4)は、今回初めての山下りに挑戦。序盤は勢いに乗るも、後半はその勢いを維持できず17番目でタスキリレー。
7区は初出場の宮倉騎士(国際関係2)。箱根駅伝前の記者会見で真名子監督が「今年急激に力をつけて来た」と期待を見せたが、区間19位と力及ばず、8区で待つエースの西川千青(スポ科4)にタスキを託す。西川は18番目でスタートすると、そのままの順位で9区大谷章紘(スポ科4)につなぐ。
3年連続9区を任されている大谷でも流れを変えることはできず、ライトグリーンのタスキは鶴見中継所で途切れ、繰り上げスタートとなった。最終10区を任されたのは庄司瑞輝(現経2)。初出場の舞台で予備のタスキをかけた庄司は、総合タイム11時間10分40秒、総合19位でゴールした。
▲報告会の様子
【監督・選手コメント】
真名子 圭 監督
本当に今は申し訳ありませんでしたという言葉しか思い浮かばない。目標を達成できるだけのトレーニングはできていたが、こういった結果になったことを解明して、同じ失敗を繰り返さないようにしたい。箱根の借りは箱根で返さなければいけない。予選を突破してここに戻ってきて、いい報告ができるように頑張りたい。
他大学の監督さんとも色々な話をしたが、まだ本学は甘いなというのが正直な印象だった。我々がどれだけ自分たちだけで争っていたか、チーム内で争うのではなく外に目を向け、他大学、今回走った大学、予選会にまわった大学の選手に勝たなければならない。この敗戦を忘れず、1年後必ず戻ってくる。ここへ戻ってきて、もう一度シード権を獲得し、2年後・3年後には上位を目指せるチームを作りたい。これからも引き続き応援をよろしくお願いします。本当に2日間ありがとうございました。
1区 大濱 逞真(社経1)
六郷橋までは、かなり余裕を持って走れていたが、最後1キロでペースが上がった時に脚が動かなくなってしまった。スタート前に監督からは「誰か一人が抜け出しても集団で走り続けよう」と話をした。今年はスタミナ強化の一年だったが、ラストではスピードの部分が力不足だと感じた。今まではスタミナ練習が多く、ポイント練習の質が上げられなかったので、これからの練習は監督と相談してスピードや持久力を強化していきたい。そこを強化していくことが来年に良い結果を出せることに繋がるので頑張っていきたい。
2区 棟方一楽(スポ科2)
12月上旬で2区を任され、初めての箱根駅伝で、箱根駅伝を出るという夢を叶えられて嬉しかったが自分の経験不足もあり、前半突っ込んだ走りをして、後半大失速してしまった。自分の力が足りず、1区のいい流れを断ち切る走りをしてしまったことが悔しかった。28分10秒前後で入っても突っ込んでいない走りができるようにしていきたい。その悔しさを一年間忘れずに、来年の箱根駅伝では自分がエースとして、チームの順位をしっかり上げられるような走りでリベンジできるように頑張っていきたい。
3区 入濵輝大(社経3)
レースを振り返っての感想としては、自分は流れを変えるべき場面で変えることができなかったというのがとても悔しいです。大東記録を更新した感想は、前あった大東記録というのは偉大な記録だと思うのですが、今の時代はその記録でも通用しないので、今回大東記録を更新したということについての喜びはあまりないです。監督からは1年目2年目、今年も後半失速していたので「毎年毎年一緒で変われてない」ということを言われました。給水は2年生の沖野と3年生の阪東からもらいました。前の選手との差は詰まっていたので「絶対いけるよ!」「落ち着いて」と声をかけてもらいました。来年度は箱根予選・全日本選考会が控えているが、その意気込みとして、来年度は自分が最上級生になるので、みんなを引っ張っていかないといけないのは絶対なので、来年度は自分が結果を出してみんなのことを引っ張りたいと思います。
4区 西代雄豪(国際文化4)
昨年のリベンジも含めて、主将としてリード圏内に押し込めるような走りをしたかったが、本当に悔しい結果になってしまった。入濵の好走を受け、自分が順位を上げなければいけなかったが、昨年同様チームを引っ張る走りをしてしまったので本当に申し訳ない気持ちしかない。この1年ハーフマラソンや全日本駅伝での走りもあって自分なりに成長したと思っていたが、自分を過信してした結果、持っている力以上のものを信じ込んでしまった結果だと思う。1年間主将として走ってきて、人間性という面でも成長させてもらった。そんな中、これだけの方に応援していただける舞台で不甲斐ない走りをしてしまって申し訳ない。後輩たちが今回の敗戦を糧に頑張ってくれると思うので、引き続き応援して頂きたいと思う。今回の箱根駅伝は主将である自分の責任だし、他の4年生もそれぞれ自分に非があると話すと思う。その言葉の通り、後輩たちには非はなく一生懸命走ってくれた。これから強いチームを作っていけると思うので、三大駅伝の切符を残すことができなくて本当に申し訳ないが、もう一度頑張っていってほしいと思う。個人として悔しい思いをし続けた4年間だったが、学べたことも多い4年間だった。この大東文化大学で学ばせてもらったことを糧にしながら、もう一度ゼロから、今度は社会人ランナーとして実業団でも走っていきたいと思う。
5区 中澤真大(スポ科1)
5区に挑戦することについては、練習をしっかりこなせていることに加え、やる気もあり自信も結構あった。だが実際は難しく、目標タイムである72分30秒に届かなかった。振り返ってみると前半は行けると思い、先頭を走ったがそれがプレッシャーとなり後半失速してしまった。ゴールする時は悔しさよりも応援してくれる人やチームメイトへの申し訳なさが上回った。箱根の借りは箱根でしか返せないので、リベンジするなら箱根の山でリベンジしたい。次のシーズンへの期間も短く、全日本駅伝の予選も近い。この悔しい気持ちを忘れず、1日1日を大切に過ごしたい。
6区小田恭平(法律4)
シードと5分くらい差があったので、自分が復路のスタートとしてシード権に少しでも近づけなくちゃいけないとスタートの前から思っていました。最初から攻めていって、区間上位を狙っていたのですが、下りで失速してしまって、自分としては悔いが残る結果となってしまいました。最後の1キロで覚えているのが「今日、お前の母ちゃん、父ちゃんもみんな応援に来ているんだから最後の1キロお前の4年間をぶつけてこい」という掛け声です。実業団ではトラックだけではなく駅伝でも通用する選手にならないといけないので、しっかり実業団に行ってから駅伝力、ロード力というものをつけていきたいと思います。この4年間は本当に苦しい事ばかりだったのですが、自分が悔しい時も同期の存在というのが自分を強くしてくれたので、同期には本当に感謝しています。1年生はまだ3回、2年生はまだ2回、3年生はまだ1回箱根が残っています。今日、本当に自分たち4年生にとって最後の駅伝で、この結果を見て後輩たちは悔しい思いをしているけれど、きっとこの結果が来年の後輩たちを強くして行くと思うので自信を持って来年を迎えて欲しいです。
7区 宮倉騎士(国際関係2)
前半から結構動きが苦しい中で、前にいた大学の選手に離されてしまったところから単独走でした。その後もペースを戻すことができなかった。状態もそこまで悪くなかった中でのこの走りはすごく悔しいですし、チームにも本当に申し訳ない気持ちです。タスキが来るまで様々なパターンを自分の中で想定していました。全てに共通しているのは、前半突っ込んで、中盤粘って、後半上げていく予定だったが、なかなか思うように行かなかったです。本当に悔しい気持ちでしかないです。本当に今回の結果を受けて、自分でも気持ち的に沈んでいるが、来年全日本駅伝予選・箱根駅伝予選とあるので、それを突破し本戦に戻ってきて、その中で結果を出せるように、頑張っていきたい。
8区 西川千青(スポ科4)
直前で足を痛めていて、走るか走らないかという状況だったが、監督が自分を信頼してくれて、2週間前に走ることが決まった。その期待に応えられなかったのは本当に辛かったが、沿道でたくさんの方が応援してくださって自分は幸せだと思う。監督は常に励ましてくれて、最後の1キロで同級生の主務の正木が「ラスト1キロ頑張れ!」と言ってくれた時に凄く力を振り絞れたのが印象に残っている。4年間は良いことばかりでは無かったが、同級生に恵まれてとても幸せな時間を過ごせた。自分1人ではこのような経験はできなかったと思うので、同級生に感謝したい。HONDAは間違いなく日本一のチームで、自分は下からのスタートになると思うが、とにかく頑張って勝っていけるようにやっていきたい。
9区 大谷章紘 (国際関係4)
順位が順位だったため自分の走りをしようと考えていたが、最初からペースを作ることができず不甲斐ない走りをしてしまった。今回の結果になった原因は多々あると思うが、4年生として後輩に託すしかないので、頑張ってとしか言えない。この4年間は予選会敗退だったりシードを取ったり、色々経験することができて貴重な4年間だった。今後も陸上を続けるので、色々経験した悔しいことをバネに実業団ではより良い結果を出して報われるようにさらに実力をつけていきたいと思います。
10区 庄司瑞輝(現経2)
目標タイムは69分30秒だったが、それをクリアできなかったためとても悔しい。初めて駅伝を走ってみてとても楽しかったが、それ以上に自分のペースを守れなかったのが悔しい。来年再来年と出場できるチャンスはまだあるため、自分の走りで下級生を導けるように頑張っていきたい。
(津田千空・大川真・高木亮佑・宮田脩平・内川可南子・岩﨑美侑・岡野光来・岡本空楽・黒沢開理・東謙人)