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【スキー部】
秩父宮杯・秩父宮妃杯 第 99 回全日本学生スキー選手権大会
アルペン種目:男子2部GS(大回転)、女子2部GS(大回転)
会場:菅平パインビークスキー会場
日程:2月18日(水)/19日(木)
<結果>
・男子
2位 舩戸晴也(教育4)Run1/1:00.05(1位) Run2/1:02.02(3位)
5位 伊藤冴生(現経2)Run1/1:01.20(9位) Run2/1:02.30(5位)
DNF 利部旬悟(社経4)Run1/1:02.42(22位) Run2/DNF
DNF 倉澤秀太(社経3)Run1/DNF
・女子
9位:田邊瑠南(経営1)Run1/1:07.34(9位) Run2/1:06.58(8位)
18位:松沢悠那(健康1)Run1/1:10.53(18位) Run2/1:09:36(19位)
25位:永井愛莉(英米4)Run1/1:15.72(26位) Run2/1:13.41(25位)
DNF:清水陽(国際関係2)Run1/ DNF
(DNF:Did Not Finish/途中棄権)
アルペンとは雪の斜面に2本1組の旗やポールで作られたゲートに沿って滑降し、タイムを競うスポーツ。時速100kmを超えるスピードや0.01秒を争うシビアな競技性が魅力である。そして今大会は選手一人ひとりが大学を背負い、チーム一丸となって戦い、ポイントを稼ぐインカレである。
男女共に「1部昇格」を目指すスキー部。アルペン種目では男子がスーパー大回転、大回転、回転の3種目に出場し、女子は大回転と回転に出場している。
4年生にとっては最後の大会となるインカレ。「インカレ」に向けた思いとこれまでの大学スキーを振り返った。
舩戸晴也
大学入学前の高校時代からインターハイや国民スポーツ大会で全国の舞台を経験し、入学して初めての第96回インカレでは大回転3位、回転1位と好成績を残した。しかし、翌年では転倒してしまい結果を残すことができず悔しい思いを経験した。
「(結果が出て)良い時もあったが悪い時もあった」
舩戸選手はこれまで大学スキーに注いできた時間と努力を少しずつ振り返るように語った。
過去の取材時には他部員から「大東のエース」として認められるほど、競技に対する負けん気や強さを発揮する姿勢が主将であるという。今大会ではスーパー大回転、大回転、回転の三種目で全て準優勝を果たし、最後のインカレで勝って終わることは叶わなかったがチームに「エース」としての大きな背中を見せ続けた。
利部旬悟
彼はまさに「やかましい太陽」という表現が似合う人柄である。冬季オリンピックのフィギュアスケートの坂本花織選手が選手団から「やかましい太陽」と評されるほど彼女は周りを明るくする存在であった。そんな太陽は大東文化大学スキー部でいうと利部選手と言えるだろう。
小学生の時から続けてきたアルペンスキーを今大会で引退すると話した利部は
「悔いが残らないように。そして楽しんで滑ろう」
という思いで大会に臨んでいた。
自身の大学スキーについて振り返ってもらうと、1年生の頃からだんだんと成績が伸び悩むことが多かったという。インカレ18日の大回転では2本目の滑走でDNFとなり悔しさをにじませた。それでも20日に行われた回転では入賞には届かなかったものの19位でゴールし滑り切った。
大学スキーの4年間については自信をもってこう話した。
「素敵な同期と後輩に恵まれた。自分の結果は悔しいものだけど、(チーム)みんなで高め合える充実した4年間だった」
利部選手の持ち前の明るい性格は人を寄せ付け、人の心を明るくさせる。そして仲間の存在は、そんな彼の人柄を映す鏡のように和気あいあいとしたスキー部の雰囲気を作り出していた。
永井愛莉
「今まで当たり前にスキーができていた環境が無くなって喪失感にとらわれた」
永井選手は2年生のインカレ直前に左ひざの前十字靭帯断裂という大怪我を経験し、始めてスキーができないシーズンを過ごした。手術も経験し療養中には周りのライバルの選手であったり家族であったりといろいろな人からの支えを受けて恵まれた環境にいると感じたという。
そして怪我から復帰し3年ぶりに迎えた今大会。まだ左ひざにはサポーターを付けた状態でのレースであったが、引退のかかる最後のレースに向けて意識したことは
「絶対ゴールしたい。そして楽しく自分の実力を出せる滑りをすること」であると話してくれた。
結果は意気込み通り大回転、回転ともに完走を果たし、レース後「またこうして雪上に立ってレースに出られたことが嬉しい」と振り返り、達成感を感じさせる表情を見せた。
写真/記事:宮田脩平

