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リーグ戦7連覇 全国へ
日時:5月25日
場所:東京電機大学グラウンド
対戦校:東京学芸大学
5月25日東京電機大学グラウンドにて首都大学軟式野球連盟春季リーグ決勝リーグ対東京学芸大学戦が行われた。リーグ戦を一位で終えた本学は対戦する東京学芸大学との試合で1勝分のアドバンテージを持っている。
1試合目は序盤から投手戦が続き、緊張感が強い試合となる。試合が動いたのは7回の学芸大の攻撃だった。ヒットと四球、送りバントを決められピンチを招くと、レフトへの犠牲フライを打たれ先制を許す。次のバッターも2ストライクと追い込んでいたもののパスボールで更に1点を失ってしまう。その裏、本学も相手のワイルドピッチで1点を返す。8回表、2アウト3塁のピンチを背負うと、ライトへのヒットを打たれ点差が広がってしまう。暗いムードが漂う中、8回裏の攻撃。ランナーを1塁に置いた状況で、4番に座っている和田啓佑が試合を振り出しに戻す2ランホームランを放った。追い上げムードとなったが、延長のタイブレークの末、10回裏に本学が得点できず初戦は敗北となった。
勝った方が全国大会への切符を手にする2試合目。この試合もスコアボードに0が並んでいく。2試合目に試合を動かしたのは本学だった。6回、1アウト1塁で打席が回ってきたのは1試合目でホームランを放っている和田。相手ピッチャーが投じた5球目を捉えてライトへの二塁打で先制した。8回にも追加点を挙げて突き放す。守備では先発田村仁が9回をノーヒットノーランピッチングで締め完勝した。
本学は今回のリーグ戦優勝で7連覇。無類の強さを見せている。長野県で行われる全日本選手権大会でも期待がかかる。
1試合目
学芸大 000 000 210 1 4
大東大 000 000 120 0 3
2試合目
学芸大 000 000 000 0
大東大 000 001 01× 2
歓喜の輪を作る軟式野球部
学生監督 高松慧
「1試合目は先制点を取られたので、追いかける展開だったのですが2試合目は自分たちが先制点を取ることが出来た。目標は全国優勝しかないです。」
主将 鈴木大弥
「1試合目はベンチと試合に出ている選手が1つになってなかった。2試合目前のミーティングで、チーム全員で勝とうと言った。2試合目は本当にチームの一体感が全て出た試合だった。」
(岩﨑美侑・岡本空楽)