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大逆転で開幕戦勝利!
日時:2024年9月7日(土)
場所:東京経済大学野球場
対戦校:明治学院大学
大東大 000 202 102 1=8
明学大 003 040 000 0=7
本日より開幕した首都大学野球秋季リーグ戦。初戦の相手は春季リーグ3位の明治学院大学となった。
本学の先発は1年生の鈴木颯(社経1)。アンダースローから繰り出される独特な軌道を武器に、2回までを無失点に抑える。しかし、3回にピンチを作ると自らの送球エラーで2失点。その後も1失点し、3点差で序盤を終えた。
しかし、4回に主将の小室慶介(外中4)がレフトへのタイムリーツーベースで1点を返すと、ワイルドピッチの間に更に得点。相手に行きかけていた流れを、主将の一打で引き寄せた。だが、5回に一挙4失点。昨年秋まで1部にいた明治学院大学が意地を見せた。
それでも、6回に小室の本日2本目となるタイムリーと押し出しで2点を返すと、7回にも宗像将(国際文化4)がタイムリー。1つずつ確実に返していき最大5点差を2点差まで詰める。
そして迎えた9回表。先頭の宗像が四球で出塁すると、森本修都(経営4)がレフトを超えるツーランホームラン。遂に同点となる一打を逆風の中放った森本に、ベンチや観客席は大盛り上がり。大きな歓声が森本を出迎えた。
タイブレークに突入し、無死1、2塁から始まる延長10回表。送りバントの際に相手の送球エラーで遂に逆転。投げては5回途中から登板の中村光希(英米3)が満塁のピンチを抑えて試合終了。開幕戦を大逆転勝利で終えた。
次戦は春季リーグ1位の武蔵大学。勢いそのまま、王者に挑む。
▲同点ホームランを放った森本
小室慶介主将
「本当にナイスゲームだった。春のリーグ戦を5位で終えてから、練習を取り組む姿勢が全員変わって、練習試合でも勝てるようになっていた。そのため、全員が自信を持って初戦に挑めたと思う。個人の成績で見ても、初戦の入り方はとても良かった(4打数3安打2打点)。今季は2部で優勝して、入れ替え戦で1部のチームに勝って、後輩たちに1部をプレゼントしたい」
森本修都(9回に起死回生の同点ホームラン)
「自分の2つのエラーが原因で相手に2点与えていたので、何とか取り返さなければいけないという思いで打席に入った。打った瞬間は風が逆だったので入るか分からなかったが、入れ!と思いながら走っていた。大学での初ホームランだったので打てて最高に気持ちよかった。冬から新しいことを始めて、春は成果が出なかったが、この秋に向けて夏の間に練習をしていた。それが今回良い形で出たと思う。明治学院大学相手に勝てたのはとても大きいので、これからも続けて勝てるように頑張っていく」
【東謙人】