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「男子4×100ｍR 全国4位も悔しさ滲ませる」
天皇賜盃第93回日本学生陸上競技対校選手権大会(全カレ)の３日目が神奈川・川崎市等々力陸上競技場で行われた。
1日目は女子10000ｍ決勝で野田真理耶（スポ科）が2位、２日目は女子1500mで相場茉奈(教育2)が8位入賞 、女子100m決勝で打越麻莉加 (社経4 ）が5位と敢闘した。
3日目。男子4×400ｍリレー予選を5組2着でゴールし、明日の決勝に駒を進めた。女子5000ｍ決勝ではサラ・ワンジル（２）が15:35.18 で大会記録を約３秒更新して優勝した。
男子4×100ｍリレー決勝では、松本悠来（スポ科３）、酒井幹汰（スポ科３）、橋本結生（スポ科３）、北原竜之介（外日３）が出走した。紹介時には、今日が誕生日だという橋本が、松本、酒井、北原の3人からパワーを集め、螺旋丸をするという愉快な演出で登場した。
「日本一」をコンセプトに日々邁進している短距離ブロック。今回の決勝でも「日本一」になることを全員が共通の認識として持ち、レースに臨んだ。
1走松本は、他大学に後れをとらない好スタートを切る。松本は「自分の得意分野がスタートなので、スタートだったら負ける気はしないのでそこは自身を持って走ることができた」とコメント。次にエース区間である２走を任された酒井は「隣の選手に置いて行かれた｣と語るも、「ベストは尽くせたかな」と振り返る。3走橋本は順位をキープしたまま４走北原へバトンを繋ぐ。４走北原は中盤から徐々に加速。他大学を猛追し、４位でゴールした。記録は39.00で大東記録更新となった。見る人の心を動かす、とても白熱した男子4×100ｍリレーであった。
4日目には男子4×400ｍリレー決勝や4×100ｍリレーで2走を務めた酒井が出場する200ｍ準決勝、そして3000ｍSCには、日本学生個人選手権大会で2連覇を達成した川瀬真由（社会３）が登場する。
全員が戴冠を目指し0.1秒を競う。ぜひ最後まで注目していただきたい。
【選手コメント】
松本 悠来(スポ科3)
楽しかったという気持ちもあったのですが、優勝を狙っていたので悔しいという気持ちが一番です。
酒井 幹汰(スポ科3)
日本一は取りたかったですが、最低目標として表彰台に立ちたかったという思いもあったので、そこは悔しいですけど大東記録を出すという今のチームにとってのベストは尽くせたのではないかと思います。明日２００Mの準決勝と決勝が残っているのでそこに向けて疲労とりや準備をしっかり行って、決勝にまず上がれるように頑張ります。
橋本 結生(スポ科3)
1走がすごくいい位置でバトンを持ってきてくれて、2走はエース区間で周りも速い選手が多い中で頑張ってくれました。自分は3走で、4継の前に200ｍを走ったのですがその時よりはいい走りができたと思います。3走から4走にバトンが渡って、周りのチームも前に出てきたので「速いなぁ」と思ったのですが、4走の北原が頑張ってくれたのでよかったです。
北原 竜之介(外日3)
最初あまり体が動いてなくて、走っている間にリラックスできたのですが、最後差しきれなかった（勝ちきれなかった）のが悔しいですね。
△男子4×100mRにて大東記録を更新した左から（松本、酒井、橋本、北原）
△女子5000mにて大会新記録で優勝したサラ・ワンジル
【競技結果】
女子走幅跳決勝
大谷 美央（スポ科4） 5m32 （+0.3）29位
男子200ｍ予選
3組 橋本 結生 （スポ科３）21.37（0.0） 3着
6組 酒井 幹汰 （スポ科３）21.12（-2.1） 4着 準決勝進出！
7組 渡邉 疾風 （健康３）21.31（-2.1） 4着
女子200ｍ予選
4組 佐々木 綾乃 （中国４）25.16 （-2.4）5着
男子4×400ｍR予選５組
(1走)角 来流 (スポ科3)
(2走)清水 大地 (国際文化3)
(3走)佐々木 以心 (スポ科4)
(4走)渡邉 疾風 (スポ科3)
3:07.09 2着 決勝進出！
男子4×100R決勝
(1走)松本 悠来 (スポ科3)
(2走)酒井 幹汰 (スポ科3)
(3走) 橋本 結生 (スポ科3)
(4走) 北原 竜之介 (外日3)
39.00 4位！ 大東記録！
女子5000ｍ決勝
サラ・ワンジル（外英２） 15：35.18 1位！ NGR （大会新記録）
平尾暁絵（外英２）16：37.68 13位
森 彩純（スポ科２）16：52.48 21位
【津田千空･岩﨑美侑】
