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リーグ戦3位の東海に力及ばず
会場:国立代々木競技場第二体育館
大東文化大学vs東海大学
14―14
10―15
17―20
15―14
最終スコア 56―63
先月まで行われていた関東大学リーグ戦での東海大学との戦績は2戦2敗、30点差をつけられ大敗した試合もあった。
勝てばベスト4。負ければ引退。緊張感漂うインカレだ。
第1Q 先制点は東海大学。しかし本学も山内ジャヘル琉人(社会4)のスティールから豪快なダンクを決め、両チームとも一歩も引かない白熱した戦い。中盤は両チームとも決めきれない時間が続いたが、後半はお互いに3Pシュートを決め同点で終える。
第2Q スター軍団の東海大学の堅いDFを攻略できず徐々に点差を離され前半は21―27。なかなか自分たちの攻めの形に持って行けず苦しむ。しかし、ここで前回の中京大学戦でも活躍したジブリン・ハッサン・スレイマン(外英1)が交代出場すると、泥臭くリバウンドに飛び込み東海大の流れを止める。けれども点差は縮まらず24―27で終える。
第3Q 両チームともに激しく体をぶつけあう攻防。しかし東海大学は3Pシュートを立て続けに決め点差は一時10点に広がり苦しい展開。それでも本学の主将である松尾河秋(経済4)が隙を狙い得点する。41―47と東海大学を追いかける形で終える。
第4Q 第3Qに引き続きハッサンがリバウンドへ果敢に掴みに行く。それに応えるように塚本智裕(スポ科3)が24秒ショットクロックの最後で3Pシュートを決め同点に追いつく。しかし東海大学も決め返しリードを許さない。本学は東海大学の勢いを止められず56―63で試合終了。
【コメント】
―試合を振り返って
西尾 吉弘 監督「ディフェンスのしあい、我慢のしあいで予想通りになった。フリースローやボール運びなど細かい失敗はあったものの試合は成立していた。」
山内 選手「自分たちのやりたいことが体現できたり、できなかったりとあったが苦しい時間にディフェンスやり続けることやコミュニケーション取り続けることは体現できた。それでもシュートタッチの部分で負けていた。」
松尾 選手「自分たちの小さなミスをつつかれて負けてしまった。4年生は最後の大会なので気合は入っていて準備もできていたので試合の入りは点差も広げられず予想通りの結果だった。」
塚本 選手「流れが悪い時でも自分たちがやるべきことをすぐにやろうと切り替えられた。」
―下級生の活躍について
松尾 選手「ハッサンは泥臭くリバウンド取ったりルーズボール追いかけたりと、大東のやるべきことを体現してくれているから注目されている。」
山内 選手「塚本や田中 流嘉洲(スポ科3)、ハッサンは能力がある選手たちなので試合中は助けられた。自分たちの持っているものをさらに磨いていってもらいたい。」
来年度は新戦力も加わり塚本、田中を中心としたチームに期待したい。
【宮田脩平】