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守祐陽、驚愕の9秒台!!!
【個人成績】
男子110mH 準決勝
1組9レーン (+1.2)遠山 峻平 (1) 15.05 8着
2組2レーン(+2.9) 川崎 広大 (1) 15.15 8着
男子三段跳 決勝
下山 海斗 (2) (+2.8)14m71 4位
男子100m準決勝
1組(+3.6)7レーン 守 祐陽 (4) 10.07 1着
2組(+3.6)4レーン 松本 悠来 (4) 10.39 3着
7レーン 北原 竜之介(4) 10.32 1着
女子1500m決勝
相場 茉奈 (3) 4分25秒13 4位
男子100m決勝 (+3.9)
守 祐陽 (4) 9.97! 1位!
北原 竜之介(4)10.22 2位
松本 悠来 (4) 10.31 7位
男子400m決勝
清水 大地(4)47.61 1位!
中島 勇輔 (2) 49.04 7位
角 来琉 (4) 49.42 8位
女子10000mW 決勝
川辺 千聖 (4) 50分32秒80 18位
男子4×100mR 決勝
1走 舟木 宝月 (3)
2走 門野 大智 (4)
3走 宮下 峻 (3)
4走 富樫 竜輝 (3) 39.83 1位!
【陸上競技部】
5月9日に神奈川県相模原ギオンスタジアムで第104回関東学生陸上競技対校選手権大会、2日目が行われた。この日、本学からは15人の選手が出場した。
この日の主役は、陸上競技部短距離ブロックの面々であった。男子100mで北原が2位、男子三段跳では下山が4位入賞、そして男子4×100mリレーでは全員がバトンを繋ぎ切り優勝を果たした。
中でも注目すべきは、男子100mにて追い風参考ながらも衝撃の9秒台を出した守と、男子400mで自身初のタイトルを獲得し、戴冠を勝ち取った清水である。
守は1日目の予選で大会記録(10.23)を0.01秒更新する10.22をマークして通過すると、2日目の準決勝でも10.07(追い風参考)と安定した走りで、危なげなく決勝へ駒を進めた。
男子100m決勝では、1度目のスタートで不正スタートがあり、レースは仕切り直しとなった。守は再スタート直後から明らかに頭一つ抜け出した状態で中盤へと入った。そこからさらに加速し、他の選手を一気に引き離してトップでゴールラインを駆け抜けた。フィニッシュの瞬間、守はまっすぐに電子タイマーに視線を送り、それを指さすと力強くガッツポーズした。
△レース後にチームメイトに駆け寄り笑顔を見せる守
男子400m決勝では清水がラスト100mで勝負を決める走りを展開し、初の大学タイトルを手にした。予選では48秒37をマークし、2組1着で着順通過。準決勝では47秒98とさらにタイムを縮め、2組2着で決勝進出を果たした。そして迎えた決勝、清水は47秒61を記録し見事頂点に立った。決勝では残り100mの時点で4人の選手が横に並ぶ激しい展開となった。だが、残り70mで清水が一気に前へ出てそのまま先頭を守り切り、ゴールへ走り抜けた。
△男子400m表彰式の様子
【選手コメント】
《男子100m決勝》
守 祐陽 (4)
ー優勝した時の気持ちを率直にお願いします
優勝は最低限、優勝しないとだめだったのでそれが達成できて良かった。タイムにはとても驚きましたね。
ーコンディション
昨日の予選でしっかり走れて大会新を出せて状態がいいのは分かっていた。朝イチで自分のやりたい動きが出来たのでその動きのまま決勝を走れば優勝は絶対できると思ってた。タイムはやはり予想外だった。
ーレースの総評
しっかり3本まとめることが出来たっていうのが大きい。今後の大会で3本走るレースが多くなってくるので、その中でまとめられたっていうのはよかったのと、僕は追い風が得意な方で、追い風だと良い走りができるのでその点は良かったです。まだ、シーズンベスト(10.22)が遅いので公認の風でベストを越えたタイムを出したい。今後に繋がるいい走りだったと思います。
ー9秒台について
1番驚きました。まさか出るとは思ってなかった。準決勝が10.07だったのであんま欲張らずにいつも通り走ろうと思って、欲張るとタイムが気持ちと前に出ちゃうので。走りきった時、「あんなタイム出るんだ」って感じでびっくりしました。
ーレースでの収穫と課題
一番大きいと感じたことは9秒台のスピードで走れたっていうことで体に刺激が入ったことです。あと、3本しっかりまとめれたのが初めてだと思うので、特にミスなく上手く走れたのは凄いよかったです。
ー全日本インカレに向けて
連戦になる予定の中、全日本インカレでは4継と100mで関東インカレよりも走る量が増える。もちろん、今回は2部出場で1部の選手とは戦えてないので、全日本インカレで勝負して優勝出来ればと思います。また、4継に関してはエースとしてしっかり走って優勝目指して頑張って行きたいです。
北原竜之介(4)
ーコンディション
風邪が強すぎて途中潰れる場面がありました。
ー総評
準決勝は上手く風に乗れて後半も上手く走れたんですかど、決勝は風に乗り切れず上手く走れず少し潰れてしまって、思うような結果が出なかった。
ーレースプラン
スタートが苦手なのでとりあえずスタートは落ち着いてリラックスして後半で刺せばいいかなと思っていた。
ーレースでの課題
スタートで出てから中間までの走りがあまり良くなかった。決勝では修正できなかった。
ー全日本インカレに向けて
決勝にいけるように頑張ります。
松本 悠来 (4)
ーコンディション
状態はよかったです。
ーレースの総評
30点くらい。決勝で僕の弱さが出てしまい、自分の走りが出来なかったが、準決勝でいい走りが出来たので30点くらいかなと思います。
ーレースプラン
最初逃げ切って最後耐えるというのがレースプランだった。人が前に居ても自分の走りを崩さないようにこれからも練習して強くなりたいなと思います。
ーレースでの収穫
このような大きな舞台で闘えたので、この経験を活かして今後の大会も戦っていきたい。
ー全日本インカレに向けて
もちろん個人で出場したいというのもある。だが、去年リレーで4位でとても悔しい思いをしたので今年こそは日本一を取れるようにこれからも頑張っていきたいです。
《男子400m決勝》
清水大地(4)
ー1位という順位
大学初タイトルで嬉しいです。
ーコンディション
先々週から学生個人と静岡国際との連戦で。体の疲労は溜まっていた。関東インカレの1部は昇格がかかっているからチームに貢献できるように頑張りました。
ー連戦の疲れはどう取りましたか
日頃からのストレッチなどの普段から続けているルーティーンをくずさないことをしました。
ー総評
予選準決は疲労がありタイムが出なかったが、決勝は勝ち切ることだけを目標にして走りきった結果、1位を取れて安心しています。
ー勝ち切るためのレースプラン
バックストレートが追い風だったので最初から逃げ切る作戦だったが、1つ外のレーンの選手がいいペースで走ってくれたので、その選手を利用して逃げ切るプランに変更した。
-レースの課題
自分が思っているペースと前の子のペースが思ってたよりも良かったり、周りのペースに飲み込まれた。
ー全日本インカレに向けて
タイム的にまだまだ前線で戦えるような選手じゃないんですけど、ここから全日本インカレに向けて調子を上げていって優勝を狙いたいと思っています。
中島 勇輔 (2)
ーコンディション
昨日400メートルを2本走って、大丈夫かなっと思ったが、朝起きて何事もなくコンディション的はどちらかと言うとよかった。
ー総評
決勝に残れたっていう点では良かったが、決勝の内容としてはあまり良くなかったので、次に繋がる走りはしたかなと思っています。
ーレースプラン
普段は前半の200メートルはリラックスして、切り替えて、全員抜かすという感じで走っている。だが、それが今日結果で出ていなかったのであんまり良くなかった。
ーレースの課題と収穫
決勝という場面で力みすぎた。練習で200メートルの入りなど、最後まで走るという意識を持ちながら頑張っていきたい。4年生のお二人方と走れたのはほんとにいい経験をしたと思っています。
ー全日本インカレに向けて
ーマイルでもしも選ばれたなら必ず走って、
みんなに凄かったね、と褒められるように活躍をしたい。4年生が最後の大会なので花をもたせられるように、そして自分が4年生を支えられるように頑張りたいと思います。
角 来琉 (4)
ーコンディション
前日2本走っていて疲労がちょっとあったが、悪くはなかった。
ー総評
何から何までダメだったが、昨日からの課題であるスピードの良さとかがより顕著に出た結果、最後までもたなかった。
ーレースプラン
前半がとても良かった。前半はスピードを出しすぎないようにして最後にスパートをかけようと思ったが、上手くいかなかった。
ーレースの課題と収穫
自分の走りがまだ未完成で足りない部分が沢山あった。特にスピードが足りないと実感できた。これからそういう練習を多くして自分の課題を解決していきたい。
ー全日本インカレに向けて
ー出るとしたらマイルの方ですが、去年は1走で走って、決勝には残れたけど5位という悔しい結果になりました。5位を越えられるように少しでも自分のコンディションを整えていこうと思っています。
【津田千空・宮間悠貴】