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2025.10.12
男子バレー部

【男子バレーボール部】2025年度秋季関東男子2部バレーボールリーグ戦 第8日 山梨学院大学戦

接戦制し、悲願にむけて望みをつなぐ


大東文化大学 25 25 27=③

山梨学院大学 23 22 25=0


 2025年度秋期関東男子2部バレーボールリーグ戦、第8日目が10月12日に大東文化大学東松山キャンパスで行われた。本学男子バレーボール部はリーグ1位であった山梨学院大学を相手に接戦ながらも3-0でストレート勝利した。今回の勝利によりリーグ2位へ順位を上げ、入れ替え戦進出へ大きく前進した。


 第1セットから各大学1歩も譲らない一進一退の展開が続いた。取って取られての展開が続くなか、越智天斗(スポ科3)が見事なサービスエースを決め9-7と2点差になる。その後はまた取って取られてとなかなか点差が広がらない。先に20点台に乗ったのは、本学。服部将真(現経3)のレシーブから、「機会があれば、バンバン打っていこうと思っていた」と語る野添凌(スポ科4)のツーアタックの流れで得点を得る。その後23-20と3点の差が生まれるものの、山梨学院大学の追撃により23-22とまた差がなくなる。しかし、服部のブロックアウトにより25-23で第1セットを取り切る。

 

 第2セットもどちらの大学も一歩も引かない展開が続くなか、皆木海人(スポ科2)の躍進により5連続得点で9-5となる。山梨学院大学にタイムアウトを取らせるも、勢いを落とすことなくそのまま25-22でこのセットを締め、セットカウント2-0とする。


 続く第3セットは「サーブの調子が上がってきた」と語った越智の鋭いサーブにより、序盤から一気に5-2まで点数を稼ぐ。しかし、山梨学院大学も強気の攻撃で11-11と追い付かれる。その後はまた、一進一退の攻防を見せ24-24でデュースとなる。ここで、メンバーチェンジにより小金葉(スポ科3)が入る。小金の投入によりチームに新たな風が吹いたかのように25点26点27点と最後は服部のバックアタックで3連続得点し、手に汗握る展開ながらも見事に27-25で第3セットを取り切り、3-0のストレート勝利をおさめた。


 試合後、主将の野添は「3-0で勝ち切ることができたので、結果としては良かった。ただ、内容的にはミスが多かったので修正しないといけない部分が見つかった」と1部昇格に向けた厳しいコメントで今回の試合を振り返った。残り3試合は手強い大学が相手となるが、「1、2セットを先取するという気持ちを持ちたい。気持ちの部分が一番プレーに影響すると思うので、チーム全体で気持ちを高めて戦いたい」と今後のリーグ戦に向けた目標を語った。

▲強烈なサーブを打つ越智天斗 


【記事・写真・インタビュー:中村心美、大川真、近藤有】