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2025.10.13
女子バレーボール部

【女子バレーボール部】2025年度秋季関東大学女子2部バレーボールリーグ戦 松蔭大学戦

2025年度秋季関東大学女子2部バレーボールリーグ戦 

日程:10月11日(土) 第1試合

会場:國學院大學たまプラーザキャンパス

大東文化大学vs松蔭大学

『試合の流れを引き寄せられずストレート負け』

<結果>

大東文化大学 17 15 15 / 0

松陰大学  25 25 25 / 3

<試合レポート>

前節の都留文科大学との対戦を落とし、5勝2敗で迎えた今試合。松蔭大とは春に行われたリーグ戦では勝利を収めていたが、今試合では秋季リーグ初めてのストレート負けを喫した。

スパイクを打つ奥村選手

松蔭大のサーブから始まった第一セットは、立ち上がりから長いラリーが続いた末にポイントを奪い合う白熱した試合展開。しかし、松蔭大は層のあるアタックで本学のブロックを惑わし、点差を広げていく。本学の攻撃は松蔭大のブロックを打ち抜けず、得点が続かない我慢の時間が続いた。横木亜由美(スポ科3・ミドルブロッカ―)も「相手にやりたいことをやらせてしまい、その雰囲気を最後まで引きずってしまった」と振り返った。第一セットを17-25で落とす。


第一セットの内容を修正しセットを取り返したい本学だが、怪我の影響で離脱している黒岩瑶(スポ科4・ミドルブロッカー)の穴を上手く埋められない影響もあり、松蔭大のサーブを収められず失点が続く。苦しい状況であるが白瀬真悠(スポ科4・リベロ)が「一本ずつ丁寧にやろう」と積極的に声をかけ、チームを鼓舞する。一年生の森きらら(社会1・アウトサイドヒッター)を出場させ、一時松蔭大の流れを止めるが、セットポイントを15-25で落としてしまう。

レシーブをする宜保

あとがない第三セット。序盤まで4-4の攻防を続けるが、松蔭大の相手の多彩な攻撃に反応できず、本学の強みであるアタックに繋げられない。その後点差を広げられ、セット終盤まで追いかける展開。松蔭大のマッチポイント14-24、ここで終わらせまいとスパイクを決め、試合を続けるも、その後の松蔭大のスパイクをレシーブミスし試合終了となった。

<選手・監督コメント>

木村信一監督

ーー試合を振り返って

去年の秋、今年の春には勝利していた相手では会ったが、(今日の試合では)想定していなかったパターンの攻撃もあり、相手の方が、対応力が上だったと思います。

ーー試合の流れが悪くなった時について

相手の流れというのはあるけれども、試合をしているのは選手たちであり、自分たちでフォローしなければならない。相手は関係なく、自分たちのやることをしっかりとやれるようにしようと声を掛けました。

ーー残りの試合に向けて

今日の負けはもう取り返せないので、反省点を修正して技術的な問題よりも、やはり気持ちの部分を切り替えてやっていきたいと思います。

渡邉 織(スポ科3・アウトサイドヒッター)選手

ーー今日の試合を振り返って

私たち的にも勝たないといけない状況で、長い戦いにはなると思っていたけれど、1セット目から自分たちの流れが掴めなかったです。自分もあまり決めきれず、自分の中のリズムを作れなくてたんたんたんといかれてしまいました。

2セット目も3セット目も巻き返そうと思ったけれど、相手の攻撃を対処できず、何もできずに終わってしまいとても悔しいです。

ーー相手チームとの差を感じた部分

相手のレフトさんは全員2、3年生で、実力は私たちの方が上だと思っていたんですけどチーム力として、対処するとか繋ぎの部分や最後決め切る力というところで負けてしまったなと感じました。

ーー今回のストレート負け踏まえ、残りの試合に向けて

こんな負け方して、心に穴が空いた感じです。

でも、こういう攻め方されると私たちはこうなってしまうことが初めてわかったので、これからはこんな負けがないように、フルセットまで持ち込める力や2セット取られても3セット取り返す力をつけて、リーグ戦最終日まで頑張っていきたいなと思います。

横木亜由美 選手

ーー試合を振り返って

1セット目の最初の入りの面で自分たちのやりたいことができなくて、全部相手がやりたいことをやらせてしまい、その雰囲気をずるずる3セット目まで引きずっていた中で、どこかで区切りをつけられずに流れてしまったのが敗因だと思います。

ーー次戦に向けて

自分のポジションがミドルなので、サポートに入っていき自分が決めるだけでなく、囮として入り相手ブロックを薄くして、最後の人が打ちやすいようプレーしていきます。コートの中だけではなく、チーム全体で元気を出していって、1本目、2本目そして最後にスパイカーに繋げられるようにみんなで意識してやっていきたいです。

奥村 莉帆(スポ科3・オポジット)選手

ーー今日の試合を振り返って

高さがあるからブロックからしっかりレシーブあげてコンビを組むという形が理想なのですが、まずキャッチが入らなくて、私たちのチームはキャッチが入らないと形が入りにくいというパターンが多く、自分たちのやりたいことができずに、今日はそれが出てしまった感じです。

ーー相手チームと力の差を感じた部分

相手はやっぱキャッチがまとまっているから、そこから自分たちのやりたいようにできていて、私たちはそれができなかった部分が差かなと思います。

ーー今回のストレート負けを今後どう繋げていきたいか

明日もすぐ試合なので、とりあえず今日のことはすぐ切り替えて、まずレシーブからしっかり形作れるようにしていきたいなと思います。

池田涼風(スポ科3・セッター)選手

ーー試合を振り返って

1セット目は相手のプレーを様子見していて、セットを落としてしまい2セット目に切り替えようと思っていたが、自分たちのリズムが作れず攻撃に繋げられなかった。怪我で抜けたメンバーの変化を固めきれず、自分たちで試合を作れず終わってしまったという印象です。

ーー残り3戦に向けて

今回のように悪い流れもあると思うが、気落ちせずに(チームに)プラスになる戦略を出せるように頑張っていきたいと思います。

宜保あいる(スポ科4・リベロ)選手

ーー試合を振り返って

今まで勝ってきた相手に自分たちの攻撃が通らず、相手にやられっぱなしで自分たちの力を出し切れなかった試合でした。自分たちは攻撃が持ち味であるが、キャッチの部分で上手く返せていなかったので、その持ち味引き出せなかったです。相手にコンビ組まれたときに前がバタバタしてしまって、そのカバーのために後ろも同じようにバタバタしてしまったのが悔しいです。

ーー試合中の声掛けについて

点が取れない中で、後ろから声をかけて、(アタックが得意な)三年生の子たちの気持ちが持ち上がるような声掛けを意識してやっていました。

ーー残りの3戦に向けて

あと3戦で自分たちのリーグ戦も終わってしまうので、もちろん3戦全てで勝ちにいくんですけど、チームの雰囲気が上がることや、次に繋がるような試合にしていきたいと思います。


【記事・写真:宮田脩平 中村心美】