最新ニュース
ホームゲームで勝利掴む!
第101回関東大学バスケットボールリーグ戦
第19節
大東文化大学 VS 中央大学
1Q 27-19
2Q 43-32(16-13)
3Q 61-42(18-10)
4Q 77-61(16-19)
本学は7勝11敗・ 1部リーグ9位。中央大学は6勝12敗・リーグ10位と数字上の実力差が拮抗しているカードの対戦となった。
今回、2部との入れ替え戦を確実に避けるためにも勝ちたい一戦となった。
選手たちは、東松山市のミニバスケットボールクラブに所属している小学生たちと一緒に入場した。

△塚本智裕(4)の入場時の様子
OBからのコメントが会場内に流れ、雰囲気は一気に最高潮へ。
スターティングファイブが呼ばれ、試合が始まる。

△大東大スターティング5
右からアブドゥレイ・トラオレ(4)、和田 拓磨(2)、塚本 智裕(4)、中島タイリースリショーン(1)、田中流嘉州(4)
第1Q、相手の先制から始まり双方思うように得点を重ねることができない。
バランタホリ玲(3)と中村英司(2)がダブルチームをしかけ、相手のミスを誘うと、そのまま速攻に持ち込み、レイアップ。
その勢いに乗った本学はそのまま点差を10点まで広げる。
直後にタイムアウトをとった中央大学がスリーポイントを決め、徐々に点差が追いついてくる。
バランタホリ玲(3)の体を張ったプレーからのシュートに続き、第1Q終了間際には中村英司(2)がダブルチームでボールを奪ってレイアップを沈める。勢いそのままに、チームは27-19で第1Qを終えた。

△ゴール下でチームを支えたバランタホリ玲(3)
第2Q、廣岡大翔(4)のスリーポイントが決まる。点数が止まる時間も、ディフェンスを粘り続ける。
和田琢磨(1)のディフェンスで相手のオフェンスファールを誘い、会場を沸かせる。
同点に追いつかれるも、主将の塚本智裕(4)がスリーポイントを決め、会場のボルテージは最高潮へ。さらに廣岡の2本目のスリーポイントが決まる。中村英司(2)がゴール下でバスケットカウントを獲得し、フリースローを決め、前半を43-32でリードし終えた。

△アンドワンを獲得した際、仲間のもとに駆け寄る中村英司(2)
前半と後半の間にある20分間のハーフタイムは、本学硬式野球部の力のある大きな声が響いた。We are 大東 や 戦闘開始!といった多様な応援歌で会場を大いに盛り上げた。

△ホームゲームの応援に駆けつけた本学硬式野球部
後半第3Q、なかなか点数が動かない時間が続くが、ディフェンスで粘りをみせ、24秒オーバータイムでマイボールにする。
速攻の場面で中島タイリースリーショーン(1)がダンクを決め、その後さらに廣岡大翔(4)が45度の位置から3本目のスリーポイントを沈める。3Qで一気に19点の差をつけ61−40で最終4Qを迎えた。

△今試合4本の3ポイントシュートを決めた廣岡大翔(4)
第4Q序盤に髙橋 諒(2)がスリーポイントを決めると、応援に駆けつけた本学野球部や観客が大きな歓声をあげる。中盤、塚本智裕(4)が角度がない難しい位置からのシュートを決めた。
最終スコアは77−61。同点になった時間はあったものの自分たちのバスケットを貫き、最後まで逆転されることなく勝ち切った。
明日は、13勝6敗でリーグ3位の日本体育大学戦。1巡目では勝利を収めたが、相手は実力上位のチームだ。ホーム開催というアドバンテージを活かせるか。最後まで大東のバスケットを貫けるのか。注目したい。

【監督・選手コメント】
西尾吉弘監督
ー今回の試合について
下位の入れ替え戦の可能性があったので、お互いに負けれないゲームだった。それをホームゲームで戦えた、そして勝てたというのが良かったです。
ー試合の MVP
今回ほみんなに(MVPを)あげたいですが、やはり流れを大東に持ってきたのは、3ポイントを決めてくれた広岡です。
ー廣岡選手は今試合3ポイントシュートを4本決めたが
シュートは3ポイントシュートも含めてですけど、廣岡のプレーを信じているので、外れてる時も入ってる時も打ち続けろと言っているので、今日はそれを見事に体現してくれた。本当にチームの流れを作ってくれました。
ー応援に来てくれた人へのコメントやホームゲームについて
本当に本当に感謝という言葉が一番。やはり応援してもらえることによって、選手たちもモチベーションが上がりますし、普段以上の力を発揮していたと思う。
ホームゲームができたことと、応援していただいたきてくださったことに本当に感謝したい。それは私だけではなく、チーム全体がそういう風に感じてます。ありがとうございました。
ー明日の日体大戦はどのような展開になるか。
1巡目は勝っているが、シュートの入る確率がやっぱり良かったので勝てた。明日まずはやはり大東らしいディフェンスから仕掛けるというところと、1巡目のように思い切ってシュートを打って、点数を取り合うところは取り合って、守るところを守ってというところができればちょっと面白いかなという風に思っています。
塚本智裕(4)
ーゲーム展開について
今日のゲームはやっぱ自分たちはもうリバウンドとルーズボールを徹底しようと話していたので、その部分は40分間誰が出ても全員でやろうというのを決めてやり切りました。
ー今日の試合全体を振り返って
途中相手の流れになる展開があったんですが、そこでも自分たちが粘り強くディフェンスして我慢して、自分たちの流れを引き寄せて最後、点差で勝てて良かった。本当にみんなが粘り強くプレーできたと思います。
ー応援に来てくれた人へのコメントやホームゲームについて
今年 3回目のホームゲーム開催なんですけど、本当に毎年毎年すごいたくさんの方々に来てもらって、たくさんのエナジーを頂いた。今回、野球部の皆さんもきてくれて感謝しています。
やはり自分たちがその方々に恩返しするのは勝利だと思うので、明日も頑張って勝ちたいと思います。
ー明日の日体大戦への意気込み
明日の日体大さんは、リーグの中で上位の方にいる。1巡目僕たちは勝ってるので、油断せずにもう1回気を引き締めて、自分たちがやるべきことを40分間しっかり体現したいと思います。
広岡大翔(4)
ー今日の試合について
今日はホームゲームということもあり、チームもまとまっていましたし、応援してくださる方が沢山いたので、いいゲームができたのかなと思います。
ー3ポイント 4本決めたが意識したことはあるか
特になくて、やっぱホームゲームで応援にしてくださっている方の力かなと思いました。
ー応援に来てくれた人へのコメントやホームゲームについて
普段は見に来れない東松山の方だったり、野球部とか他の部活動の人たちが来ることは、滅多に少ないことなので、ホームゲームに来てくださった方にはとても感謝しています。
ー明日の日体大戦への意気込み
1巡目の時にはスリーポイントが全体的に入っていて、なんとか勝ち切ることができたが、毎回そういうゲームになるとは限らない。明日はホームの力を借りて、もっといいゲームができるように頑張りたいです。
【津田 千空】

