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2025.10.28
女子バスケットボール部

【女子バスケットボール部】第75回関東大学女子バスケットボールリーグ戦 対 日本大学

序盤の点差を詰められず、敗北


日程:10月25日(土)

会場:國學院大學たまプラーザキャンパス


大東文化 vs 日本大学

13ー26

16ー23

11ー16

19ー15

59ー80

 

 9月に開幕した秋季リーグ戦も残すところあと2戦。現在4勝8敗勝ち点16の本学は、一巡目で惜敗した日本大学(日大)と対戦。

「日大は平均的に身長が低いので、ミスマッチを生かして中で攻める」(板谷)という意識で臨んだ日大との2戦目は序盤から13点差をつけられる。後半に入っても流れをつかめず、59ー80で敗北を喫した。


試合は日大からスタートしたものの開始15秒で#25田中美紗が相手のミスを突き攻撃へ転じる。#9河津和香奈がオフェンスリバウンドを制しこぼれ球を押さえると、シュートの際にファウルを受ける。河津は2本のフリースローを確実に沈め先制点を奪った。その後も田中や#95遠藤亜美が点を重ねる。第1Q中盤には粘り強いディフェンスで、日大を一度前に運んだボールを自陣に戻してしまうバックコートバイオレーションに追い込む場面も見せた。しかし、相手のシュートを止めきれずに13ー26と試合開始から苦戦を強いられた。

△ゴール下でのシュートを狙う田中

第2Qに入ると#12矢野未久や河津の3Pシュートが決まるが、相手も3Pを打ち返し点差は縮まらない。「相手が中を止めに来たときに修正することができなかった」(板谷)。「全体的に個人個人が自分の強みを出し切れていなかった」(遠藤)。と振り返るように大東大らしいバスケができずオフェンスが停滞する。さらに、ディフェンスリバウンドを取れない場面が目立ち、20点の差をつけられ前半を終えた。

△攻撃を仕掛ける伊澤

後半に入っても日大のシュートタッチは衰えることなく安定していた。第3Q中盤、#44杉内蒼空がエンドラインからスローインすると#3中田葉菜がすぐ点につなげる。また、#73鈴木里菜が3Pやフリースローを決めるなど、本学は1年生が存在感を放った。第4Q、遠藤は「1対1をやるときに攻め切れていた」と話し、果敢にゴールに攻め込む。田中もルーズボールを制するなど最後まで諦めないプレーが光った。しかし、残り4分で相手にスティールを許すと流れは日大に。点差を詰められないまま試合終了を告げるブザーが鳴り59-80と悔しい結果に終わった。



【選手コメント】

主将・板谷彩菜(4)

―どのようなことを意識して試合に臨んだか

 日大は結構身長が低いので自分たちは中で攻めることを意識した。自分的にはディフェンスを頑張ろうと思っていた。

―1巡目と比べて今回の日大戦の反省点

 相手が中を止めに来た時にそれを修正できなかったので流れを持っていくことができなかった。また、自分たちがディフェンスの時は相手の得意なドライブの対応が仕切れていなかった。オフェンス・ディフェンス攻守ともに自分たちのやるべきことはできていなかった。

―個人的に良かった点

 残りも少ないのでとにかくチームを鼓舞することを意識していた。自分のプレーの良し悪しに関係なくチームに声掛けできたので、そこは良かったと思う。

―明日の國學院戦に向けて

 明日はリーグ最後の試合で、國學院はホームゲームということで多分元気にやってくると思うが、自分たちも今までやってきたことを出せれば勝てると思うので悔いなく終われるように絶対に勝ちたい。


遠藤亜美(3)

―1巡目と比べて今回の日大戦の反省点

 1巡目は外でも中でもダメっていう風にもっと悪い流れでやらせてたが、今回はディフェンスでしっかり止めきれなくてペースを握られた。今日は相手にシュートをたくさん打たせてしまって自分たちで悪い流れを作り出していた。

―自分の役割

 とにかく土台になること。チームが不安定な時に必ずリバウンドを取る、ゴール下を決める、スクリーンをしっかりかける。チームの足場になってみんなが安心してプレーできるように体を張るっていうのが常に自分の役割だと思っている。

―明日の國學院戦に向けて

明日の試合はとにかく外が安心してシュートを打てるように、リバウンドをもっと抜かりなくやること。また、オフェンスの時にコートバランスを見ながらセンタープレーもやりつつ、キックアウトで外のシュートも狙う。一人一人の強みやプレーを生かしながらいい流れで点を取っていきたい。


河津和香奈(3)

―試合全体を振り返って

 出だしで10点以上の差をつけられてしまい、そこから流れを持ってくることができなかった。

―どのようなことを意識して試合に臨んだか

 ディフェンスで中に縮めて、ある程度ドライブさせないようなディフェンスを監督から言われてやっていたが、思うようにできなかった。

―1巡目と比べて今回の日大戦の反省点

 オフェンスでミスマッチのところにうまくボールを入れることができなくて、そこから得点につなげられなかったことが反省点。

―個人的に良かったプレー

 後半はフォワードとして、監督から言われていたドライブをしっかりできていたと思う。また、センターにボールをやったり、3Pも決められたのでそこは継続してやりたい。

―最終戦に向けて

 4年生とやる試合も残り少なくなってきたので、しっかり勝利してみんなが楽しんでプレーできるようにしたい。


【記事・写真 大谷優芽】