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日程:2025年11月3日 キックオフ14:00
会場:スピアーズえどりくフィールド
大東文化大学vs流通経済大学
『攻撃の波に乗れず、二連敗』
<結果>
前半 5‐17
後半 5‐19
Total 10-36
各校の紋章がはいった旗が大きく揺れるほどの強風が会場に吹き付ける中、流通経済大戦が始まった。
法政戦に続いてコンディション不良者が多数出ている大東大。メンバー変更が余儀なくされながらも勝利を目指して戦う。

エトキ)メンバー変更があった大東大の校歌斉唱
大東大のキックオフから始まった試合。開始早々流経大の得意とするダイナミックラグビーが大東大を襲った。流経大による左右に揺れるパスで大東大は翻弄され、そのままトライにつながってしまった 。
先制点を取られた大東大は反撃をするべく果敢に相手陣地に攻める。No.5ムナ・ヴィリ(外国2)が相手のディフェンス人を薙ぎ倒しながら進む。しかし、相手にボールを奪われてしまい、逆に攻められてしまう。ボールは左側へとパスされていき、トライを許してしまう。
自ら道を切り開くLO(ロック)ムナ・ヴィリ(外国2)
試合開始から流経大の連続トライによって10点を失ってしまった大東大は流経大の前に進ませない固いディフェンスに攻撃を阻まれてしまうものの、相手のディフェンスの陣形を崩すことに成功する。陣形を崩して空いたスペースにNo.10関口真生(経営2)が飛び込み、大外でのグラウンディングに成功をする。
このまま勢いに乗りたかった大東大だが、トライをした直後に流経大のオフェンス陣にトライライン手前まで攻められてしまう。スクラムで相手の勢いを止めたかった大東大だったが、相手のタックルに押し負け、そのままトライを許してしまう。
後半が始まり、大東大が反撃を仕掛ける。大東大はピックゴーで相手のトライゾーンギリギリまで攻め、相手のディフェンス陣の警戒を誘う。相手のディフェンス陣の引きつけに成功した大東大は逆サイドへとパスを回し、大外での勝負に挑む。そこに反応したNo.11大方維織(経営2)がトライゾーンに飛び込み、得点差を7点に縮めた。
喜びを分かち合うWTB(ウィング)大方維織(経営2)と関口真生(経営2)
差を広げたくなかった大東大だったが相手のスピードに圧倒されトライを決められてしまう。
その後も流経大のドライブに押し負け、5本目のトライを許してしまう。
試合終盤、これ以上の点を許したくなかった大東大だったが、相手のスピード、スクラム圧倒されダメ押しの追加点を奪われてしまう。
今回の流経大戦を終え、リーグ戦は残り東海大と東洋大の2戦になる。4年生にとっては残り2試合になる中、橋本颯太(スポ科4)は「4年生として、下級生に大東文化大学のラクビーの良いところを見せ、来年に繋がるような戦いをしなければならない。なのでもっと4年生がチームを引っ張っていければいいと思っている。」と意気込んだ。
団結力を見せるモスグリーン色のユニフォーム軍団
次戦は、11月15日(土)小田原市城山陸上競技場での東海大戦となる。東海大はリーグ戦開幕以来、無敗の強さを誇っている。大東大は連敗を阻止し、東海大にリーグ戦開幕以来の黒星を与えるため大東大は日々練習し続ける。
文:宮間悠貴/写真:宮田脩平,宮間悠貴

