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記者会見の様子はこちらをご覧ください。(https://sports-daito.com/news/detail/id/30747)
12月15日、箱根駅伝前に行われた記者会見で本学の真名子圭監督は、選手1人ひとりの名前を挙げながら、その強みや人柄を語った。その言葉にはチームを支える役割と期待が込められていた。
4年生
―入濵輝大
出雲から全日本、そして箱根駅伝と本チームとしてはフル出場をしてきた選手。決して力がないわけではなく、なかなか駅伝で力を発揮できていない。それでも大学最後の箱根駅伝となる。長い距離は本当に得意というか持ち味だと思うのでしっかりと最後、区間3位以内を目指して頑張ってほしい。
―照井海翔
照井はフルマラソンにチャレンジしている。
初フルマラソンは正直し苦しいレースにはなったが、大学生でフルマラソンにチャレンジできるという、スタミナを持った選手である。今回の10区間の中でも長い区間を走ってくれることに期待をしている。
―戸田優真
2年生の時から6区を走りたいということで、何度も下りのトレーニングをチャレンジしていたが、なかなか思ったような結果が出なかった。ただ、4年生の11月に下りのタイムトライアルをさせたところ、本戦でもいけるんじゃないかという結果を残してくれた。もう起用するなら6区以外ない。
―赤星龍舞
このチームは4年生の協力もあるが、赤星が作ってきたチーム。多分本人は最後アンカーを走ってシードを取り、締めくくりたいと思っていると思う。だが、本当にどの区間でも最後キャプテンらしい走りで、笑顔でゴール、タスキリレーをしてもらえれば良いと思っている。
3年生
―棟方一楽
棟方もチームのエースです。スピードもスタミナもしっかり兼ね備えた選手。彼の1番の強みになるところは人間性だと思う。強くなっても変わらない天然なところ、そういったところがいつまでもいい意味での素人感を持って、チャレンジしていける。そこが彼のストロングポイントになってくるのではないかなと思う。
―庄司瑞輝
すごく良いリズムで走る選手。そのリズミカルな自分のテンポ、走りの足運びの良さというのが彼の持ち味になってきている。短い距離よりも、長い距離の方が彼は適正があると思う。
―石川郁弥
故障しないタフな体が彼のストロングポイントになっている。何よりも彼は目配り、気配り、心配りがすごいできる選手。いつも練習でも1番後ろから走りながら仲間の走りを見て、仲間がきつそうだったら彼が給水ボトルを渡したり、仲間が離れそうだったら後ろから背中を押したり。そういった彼の人間力というものが彼の今の走りに繋がってるのではないかと思う。
2年生
-大濱逞真
実業団合宿に行ってからシンスプリントを痛めて他の選手と比べると3分の1ぐらいしか(練習が)できなかった。
しかし、今はすごく体が絞れて良い状態のため、間違いなく1区を走れば昨年よりも、タイムはもちろん他学校の選手に着いて勝ってくるだけの力はあると自信を持って言える選手である。
―エヴァンス・キプロップ
多分皆様留学生ということでたくさんの期待をしていただいてるが、結果がここまで出なかった。正直、予選会には使えるところまで練習はできていた。彼はラストのスパートで言うと日本人選手よりも劣るところがあるが、一定のペースで長い距離押していく走りは得意であるのでそういった走りを箱根駅伝では期待している。
―松浦輝仁
昨年1年の時から力はかなりつけてきていたが、怪我で駅伝を走ることはできなかった。しかし、今年は予選会、そして全日本でも1番長い最終区間を走っている。本当にお父さんお母さん譲りのスタミナを兼ね備えた選手である。箱根でも使用区間の長いところを任せることができるのではないかなと思っている。
―中澤真大
1年の時からチームでは主力としてしっかり頑張って結果を残してくれている。ただ、駅伝では昨年の出雲、全日本、箱根や今年の全日本も含めトラックのタイム以上の結果は出ていない。しかし、本当にこの1年でスピードもついていて、長い距離の敵性もある。前回大会の上りは結果は出なかったが、アップダウン、上りも下りも結構リズミカルに走れる選手のため、言ってしまえばどの区間をを任せても大丈夫な選手。
ー清水雄翔
スピードは全くないが、その分、長い距離、スタミナ、その粘り強さというものは持っている。彼もどちらかというと復路向きになると思うので、箱根本戦を走るのであれば復路区間を走るのではないかと思う。
1年生
―鈴木要
彼から6区という話もあったが、確かに山下りも器用に走る選手である。この1年間、入学した当初からトレーニングを継続してできているので、6区以外のどの区間でも任せられる。オールマイティーなポテンシャルを持った選手である。
―菅﨑大翔
2年後、3年後、うちのエースになってもらわなければいけない選手。1度就職したが、やはり箱根の夢を諦めずということで、1年遅れでこの大東文化大学陸上部に入部してくれた。そういう意味では他の選手よりも箱根に対する思いは強いと思うし、その思い以上にスピードもスタミナもある選手。どう使うかわからないが、全ての区間でしっかり勝負させていきたいと思っている。
―上田翔大
1年生の山登りで1番存在感を見せた。兵庫県の西脇工業高校出身というのも強み。この高校は数多く名ランナーを輩出している高校でタフに鍛えられてきている。最後まで諦めない気持ちの強さが、1番の持ち味なっている。今回の箱根に限らず、この4年間はタフな区間に抜擢されることは多くなっていくと思う。
―日髙龍之助
彼はレースに限らず、私生活、寮生活で指導を受けることが多い。そこを直さないと安定した練習であったり、安定した試合結果はついてこないが、乗った時の彼は本当に先輩を凌ぐぐらいの走りをする。乗った時の気持ちの強さが、彼の持ち味になってくるのではないかと思う。
【取材:大谷優芽、津田千空、宮田脩平】

