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シード権獲得ならず 悔しさ続く2大会連続総合19位
往路の結果はこちらをご覧ください。
(https://sports-daito.com/news/detail/id/30866 )
日時:2026年1月3日(土)
【結果】
総合19位 11時間04分57秒
復路20位 5時間34分14秒
【個人結果一覧】
6区(20.8km)戸田優真(4)1時間01分15秒 区間20位
7区(21.3km)中澤真大(2)1時間04分51秒 区間18位
8区(21.4km)照井海翔(4)1時間06分44秒 区間17位
9区(23.1km)入濵輝大(4)1時間09分28秒 区間11位 大東記録更新!!
10区(23.0km)赤星龍舞(4)1時間11分56秒 区間19位

▲報告会の様子
2026年1月3日、第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路が行われた。
箱根・芦ノ湖駐車場入口をスタートし、大手町・読売新聞社前までの109.6kmを5人でつなぐ今大会。
昨日の往路で本学は1位と12分35秒差になったため、復路は一斉スタートとなった。6区の山下りを任されたのは戸田優真(4)。
2年次から6区出走を目指しトレーニングを積んできた戸田。最初で最後の箱根駅伝は苦しいレースとなったが、懸命の走りで7区へつないだ。
7区は中澤真大(2)。前大会では山の5区を走った中澤は監督から「どの区間を任せても大丈夫」と信頼を寄せられている選手だ。
中澤は11キロ過ぎに苦しそうな表情を見せるが、粘り強い走りで、前を行く大学を追う。東農大とは42秒差で8区へタスキをつないだ。
8区は、フルマラソンに挑めるほどのスタミナをもった照井海翔(4)。9区、10区で待つ同期のため、初めての箱根路を駆け抜ける。照井はトップ通過と19分差でタスキを渡した。
9区は4年生で唯一、箱根駅伝を4年連続出走している入濵輝大(4)。4年間の集大成として最後の箱根駅伝に挑んだ。結果は1時間9分28秒と大東記録を更新する走りであった。
しかし、ライトグリーンのタスキは鶴見中継所で途切れ、繰り上げスタートとなり、10区で待つ赤星龍舞(4)へタスキを渡すことは叶わなかった。
10区を任された赤星は、今回が初出走。繰り上げスタートとはなったが、後輩や同期たちの思いを背負い、みんなが待つ大手町へと向かった。赤星は、総合タイム11時間04分57秒、総合19位でゴールした。

▲最終10区、懸命に足を進める赤星
【選手・監督コメント】
真名子圭監督
2日、3日と朝から寒い中ご声援ありがとうございました。そして、この2日間を迎えるにあたり、感染予防も含め、普段から高橋学長をはじめ学園の皆様には特段のご配慮を頂き、ありがとうございました。
結果は昨年と変わらず、順位は19位という結果になった。主務の方から個人の結果の発表もあったが、大東記録が3つ。しかし、4区の松浦の記録を除いては、大学記録を出しても区間2桁になる。それだけ箱根駅伝のレベルが上がっているというのはもちろんだが、今までの常識が通用しない。箱根駅伝に関しては、トレーニングから非常識に考えていかなければならないという時代になったと感じたと、昨年を含めて強く感じた。ただ、非常識に変わっていく部分もあれば、常識をしっかりと守っていかなければならないこともある。やはり、他大学との差を感じ、この箱根駅伝でシードを取るのは難しいと思った。
去年の19位を悔しいと思って、1年間やってきた選手が、スタッフも含めると何人いるのか、ライトグリーンとオレンジの伝統あるユニフォームを着ることに対して、どこまでプライドを持ってやれるか。
そういったところを先人達が大東文化の歴史を作ってくれた。しかし、去年と変わらなかった。これまで以上のプライド、Dのプライドを持ってやらなければいけないと改めて感じた。結果は選手がいちばん辛いと思う。結果は、監督としてほんとに申し訳ないと思う。
トレーニング指導、生活指導、今回の戦略、采配の全てに関して責任は全て私にある。頑張った選手だけは称えてあげて欲しい。結果は結果で過去であり、受け止めなければならない。もちろんそこには反省しなければならない。何をすればいいのか、どう変えればいいのかを選手、スタッフ一同考えていく。我々、人類皆、全て前進していかなければならない。この結果をまた受け止めて、また明日から次の箱根駅伝に向けて、スタートは始まっていると思う。止まることはできない。しっかり、一歩踏み出してやっていくので、引き続き学生の応援よろしくお願いします。本当に2日間ありがとうございました。
1区 大濱 逞真(2)
集団が割れた時に前に行くように言われていた。メンバー見ても正直行けるかなと思いながら付いていったが、思っていたよりもハイペースになった。差し込みがきた10kmで離れて焦ったが、うまくリズムを作ってギリギリのところで耐えることができた。
来年もこの場所に戻らないと今年のテーマでもある、やり返すことができない。しっかり予選会を通過して、1年間かけて来年レベルアップした姿を見せられるよう頑張ってきていきたい。1年間、4年生がレギュラーとして走れない時間も長かったと思うが最後の最後でメンバーに入り、一気に1、2年生よりいい状態にもっていった姿に4年生としての意地を感じた。次(棟方)一楽さんが4年生になる。もっと良い思いをしてもらいたい。4年生たちの姿を見て学んでいかないといけない部分がたくさんある。それを活かさないといけないと感じた。
2区 棟方一楽(3)
悔しいという一言に尽きる。自分が変わらないとチームは変わらないと思う。まずは自分が第一に変わってそれを周りに伝播させられるような一年にしたい。
僕がもう1分2分早く走れていればタスキを9区の入濵さんと10区の赤星さんで繋げていたと思うと本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。
3区 菅﨑大翔(1)
3区という大事な区間を任されて、目標としてチームの流れを作ることと、4区の松浦に良い位置でタスキを持っていくことが自分の仕事だった。その中で今回の自分は思ったような走りができなくて、またチームに迷惑をかけてしまった。自分自身箱根予選を走れなかったが、仲間に助けられてこの箱根駅伝に来ることができたので、本戦ではチームの役に立てるように死に物狂いでやってきたつもりではあった。しかし、他大学の選手と比べて、力不足を感じたので、もっと努力をしていきたい。
来年は予選会からになるが、またここに戻ってくるということが大事で、その中でまだ自分の力に自信を持ちきれていなかったのが今回の原因だと思う。トラックでもロードでもしっかりと自分の力を発揮できるような強さや自信をつけていき、自分がこの大学を勝たせるという思いで頑張っていきたい。4年生はこの1年間チームを引っ張ってきてくれて憧れの存在でもあり、僕は去年3区を走った入濵さんの記録を抜いて、良いタイムで走るという目標だったが、4年生の走りを見て自分の力はまだまだ力不足と感じたので、これから努力して入濵さんの記録を抜いて、今年の4年生が残してくれたものを糧に全力で頑張っていきたい。
4区 松浦輝仁(2)
1・2・3区で少し流れが悪かった中で、自分がこの流れを絶対変えなければいけないという使命を第一に持ち、監督からも高速レースになるから最初から突っ込んでいけという言葉をもらったので、最初から突っ込んでいった。5区の上田が1年生なので、1年生に負担をかけたくないという思いでひたすら前を走った。少なくとも大東記録を出すのを目標として立てていた。最初の目標は1時間2分20秒ぐらいだったが、結果として2分を切ることができたので良かったが、順位を上げることができなかったので悔しさでいっぱい。来年こそはチームとしてはシードを獲得し、個人としては区間賞を狙って頑張りたいと思う。4年生に繋ぐことができなかったのが一番の後悔。タスキを途中で切らしてしまった中で、4年生がゴールをしてくれた。自分たちが4年生の分を来年につなげていきたい。
5区 上田翔大(1)
自分の強みを活かした走りができた一方で、下りが苦手という課題が見つかった。今の実力と照らし合わせれば、しっかり力通りに走れた。しかし、走力は他校の選手に比べればまだまだ劣っていると感じる。まずは地力をつけつつ、見つかった課題である下りを克服し、「山の大東」の名に恥じない走りをすることを目標にしたい。そして、自分が5区を担うことで、前の区間を走る仲間たちが安心して走れるような、チームの支柱的な存在になりたいと思う。
4年生の先輩方は、1年生の頃からメンバーに入れなかったりと苦労も多かったと思うが、本番に向けて力をつけ走る姿を見せてくれた。後輩として、大好きな先輩方の力走は非常に嬉しかった。結果がどうあれ、最後の箱根という舞台を走り抜いてくれたことが、何よりも嬉しい。
6区 戸田優真(4)
今日はレース開始直後から一斉スタート組と離れてしまい苦しい展開だった。しかし、気持ちの面では最後のタスキを渡す所まで少しでも早く、1秒でも早くということだけを考え、一心不乱で走った。4年間を振り返ると、辛いことのほうが多かったが、10000mの自己ベスト記録を更新できたことや、チームの中では下のほうの選手でも箱根を走れるということをチームに示すことができた。納得のいくレースではなかったが、チームにそのような姿を残すことができたのでよかった。
7区 中澤 真大(2)
5kmまでは自分の中のいいペースで走れていた。予定と同じタイムで5キロを通過することができた。10kmから20kmにかけて自分の思う走りができなくなり、一気に崩れてしまった。そこが反省点。来年に向けて反省を活かして頑張りたい。
箱根で良い結果を残せていない。3・4年で確実に最低でも区間10番以内を取りたい。主力区間である往路を走れるように力をつけたい。
4年生はラスト1年という中で、チームの中でも誰よりも引っ張ってくれる存在だった。戸田さん、赤星さん、照井さんのように1年間で一気に調子が良くなり、記録も伸びた選手もいた。4年生には本当に凄いところを見せてもらった。自分も力になりたかったが、出来なかった。来年こそは4年生の力になれるよう頑張りたい。
8区 照井海翔(4)
怪我で4年の夏ぐらいまで走れなかった。最後まで諦めないでやればここまで走り抜くことができた。だが、自分の区間でかなり突き放されてしまい、自分のせいで繰り上げスタートになってしまったのかなと思っている。そのため、選んでいただいた真名子監督とチームのメンバーにはすごく申し訳ないと思っている。後輩たちには、自分達が失敗したことをしっかり生かして来年はシード権取ってくれると信じている。最後に陸上を続けるかどうかは今は考えれないが、後輩たちには期待しているので頑張ってほしい。
9区 入濵輝大(4)
個人の記録は、自分がイメージしていたタイムよりも30秒ほど遅かった。悔しい気持ちがある。(繰り上げまで残り1分で)タスキをもらって、「絶対に(赤星に)繋げるぞ」と思って走ったが、そのタスキを繋げられず、自分が復路のエースとされている中で最後に不甲斐ない走りをしてしまって本当に申し訳ない。「シード権獲得」という目標にして練習してきたので、総合19位という結果は惜しくもない。本当に悔しい。
往路を下級生に任せてしまったこと、4年生が誰一人往路を走れなかったところでは、下級生に対して申し訳ないことをしたと思う。下級生の走りを見て元気を貰った。復路の4年生4人で「1つでも順位を上げていこう」「復路の大東記録を狙っていこう」という話をしていた。
真名子監督からは「4年間の集大成を見届けるぞ」と言っていただけたのが力になった。
箱根駅伝は陸上、長距離を続けていく中で憧れの舞台だった。大学での4年間は苦しいことや辛いことの方が多かったが、この箱根駅伝という舞台に向けて競技を続けてこられたということは生涯の宝だと思っている。今後も実業団に入って競技を続けていくので、この悔しさをずっと頭の中に入れて輝ける選手になりたい。下級生には「不甲斐ない4年生でごめんね」ということを伝えたいし、来年こそはタスキを繋いでほしいし、シード権も狙ってほしい。
10区 赤星龍舞(4)
箱根は自分が4年間思い描いてきた夢舞台。後輩たちに自分の背中を見せたいという思いで臨んだが、強い思いに体が追いつかず、見苦しい走りになってしまった。ただ、後輩たちは素晴らしい走りでチームを引っ張ってくれた。自分たちが感じた悔しさをバネに、これからも頑張って欲しい。
今回のレースプランはただがむしゃらに、そして立教大学との差を1秒でも縮めることだった。
往路の下級生たちは、本当に最後まで諦めず走ってくれたと思う。特に3区の菅﨑は、期待されていたような結果ではなかったかもしれないが、1年生ながら最後までタスキを繋いでくれて、本当に感謝しかない。
今回は、自分の体一つだけでなく、仲間と共に走るレース。自分一人だけのレースだったら、ここまで力を出せず、ズルズルと落ちてしまったと思う。これまでの悔しさや、仲間たちの思いがあってこそ、「もう1秒縮めよう」と前を向いて力強く走ることができた。
目標だった10区を任された時から、どんな位置でタスキを受け取っても、目標であるシード権をもぎとる走りをしようと思っていた。
これまで4年生では入濵しか出場経験がなく、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。その中で今回の復路では、自分含め4人が出場することができ、自分たちの思いが実ったように感じた。
今回のレースで使用したシューズには、共に切磋琢磨した仲間たちと一緒に走りたいという思いから、4年生全員の名前を書いた。
走れる喜びや悔しさなど、今後の人生で感じることができないであろう思いを、沢山させて貰えた4年間だった。感謝の気持ちでいっぱいである。
これまで切磋琢磨してきた4年生達には、感謝の気持ちしかない。「感謝してもしきれない」という言葉があるが、その言葉を初めて実感することができた4年間だった。
下級生たちは、結果が振るわず情けない自分たちを支えてくれた。これからは彼らが主力となり、また新たな景色を見せてくれると思うので、これから応援していきたい。
【取材:大谷優芽、大川真、中山康、高木亮佑、井石彩璃、小田嶋晃、近藤有、中村心美、星野綾華、宮間悠貴、山﨑健人】
【取材協力:岡野光来、岩﨑美侑】

